2024年7月15日(祝)
土曜からの3連休は山で泊まろうと計画していたが叔父の葬儀が入り15日だけ自由時間に。お花見たいけど連休なら大雪は凄い人だろう。人混みを避けるべく選んだ山。ずっと前から狙っていた山だが行く時期を間違えたようだ(笑)
AM3時半過ぎ自宅出発。遅い自分の足なら10時間工程だろうと早めに出発。
紋別へ向かうバイパスを奥白滝ICで降りる。そこから北大雪スキー場方面へ。丁字路に当たり右折したら平山。左折して「タロちゃん家」を過ぎると支湧別岳登山口の標識が出てくる。そこを右折。
林道の途中でチェーン掛かってる。その手前で駐車。後から誰か来るかもしれないので最大限寄せて停める。3台くらいは停めれそう。
昨年土饅頭が出来ていると情報が流れていた林道。なんだか今日は少し熊が怖い。3連休だから流石に誰か居るでしょと思ったけど大ハズレ。誰も居ない(lll-ω-)チーン
まずは崩壊した林道をトラバース。渡渉があるので足元は長靴スタート。笛ピーピー吹きながら進む。
林道は所々崩壊してるものの、ほぼ良好な林道
晴れ予報だったのにどんより曇り。それが熊の怖さを増強させている。お天気よかったら全然怖くないんだけどなぁ。
1面のマーガレット?
1つ目の橋の崩落は左から巻いて。ピンテ付いてるのでわかりやすい。2つ目は右から巻く。何となく踏み跡がある。鹿道も無数にあるので油断すると変な方向へ進む(笑)
イケマ。初めて見た気がする。
フキロード。フキの中はアオムシがたくさん。
鹿道歩いてたら行き過ぎた。少し戻って登山口。ここまで3.6km 1時間20分。ここからが本当の登山
ここで長靴とポカリ1本をデポ。急登が始まる
ハクサンシャクナゲ(訂正しました)。今が最盛期。ドンピシャの花は初めてみたかも。淡い色で可愛らしい
エゾタツナミソウ。
アリドオシラン✨️かなり小さい。この1輪だけ。
倒木が結構ある。折角なので?潜ったり跨いだりする時に願をかける。誰かがやっていたので真似てみた。案外苦痛じゃなくなるかも⋯しれない(笑)
足に優しい苔むした登山道。もう少し水分のある時期ならもっとグリングリンしてるんだろうなぁ。来る時期失敗したかも。
やっと青空出てきた
いいね〜。やっぱり苔が素敵だ✨️崇拝するSさんが登ってる投稿を見て、いつか来たいと思ってた山。本当に良い山だ。そして陽が差さない斜面の登りなので暑くない。今日みたいに暑いはこんな山がいい。
スポットライト。今日の主役はキミ✨️笑
なかなかの急登
今日の癒しはシャクナゲ。あちこちで咲き誇る
白いのはなんだ?苔の1種?時々鹿道に翻弄されて登山道じゃない所を進んでる。あれ?ってなって適当に軌道修正。
何枚も撮らさる。美しい景色
たまに背の低い笹地帯や薮地帯あり。でもそこにはダニそんなに居ないと感じた。ダニの少ない山だなぁーって往路はまだ思っていたのに復路で酷い目にあう。
リンネソウがたくさん。
いつも下を向いてるのでお顔見せてもらった。中は少し濃いピンク。正面からみると桜みたい。
日向に出るとジリジリで激熱。太陽の力って凄い
チシマヒョウタンボクはもうひょうたんに
1面のトウゲブキ。思わず声が出る。
フウロ見っけ
なんだかヒョウモン。
標識なかった。三角点GET✨️
頂上は360℃の景色。今日は霞んでいて遠望出来ないのが少し残念。
真ん中チトカニ。
武利岳バックにBK✨️
左、平山と真ん中ニセカウ。大雪は雲に包まれて見えなかった。
今日のお昼✨️これを食べるのをすっごく楽しみに登ってきたのに⋯食べてる時が最悪だった。アリや飛ぶ虫もかなり多い。まぁその虫たちは良いとして最悪なのがダニ。次から次へと上がってくる。のんびりご飯&昼寝どころではない。急いで食べて下山開始。
少しだけ紅葉始まってる。まだ夏になったばかりだよ
クロウズコなのかな?ちと微妙。この後から全く写メなし。と言うのも下山してる間にあちこち痛ってなって調べると必ずダニが食い付いてる(^^;
最後はあまりにもダニに食いつかれるので、山の中で真っ裸になってダニを探す作業。出てくる出てくる。大きいものから小さいものまで。大きなダニは4匹。1ミリもないような小さなダニがスネに集中して5匹。噛まれすぎでしょ私(笑)
噛まれてすぐなので赤くはなってるが簡単に排除できた。脳炎になるってニュースで言ってるけど、さすがこんな数のダニ付けたまま下山できない。噛まれた跡が今も痒いけど脳炎にはならなそうで良かった。
登山口まで戻ったら再び長靴に。長靴履き替えるのに座ってるとまた下からダニが(^^;
1つ目の渡渉は長靴で渡ったが足の爪がどうにも痛すぎて長靴断念。濡れてもいいやと登山靴に履き替える。案外飛び石で濡れずに全て渡れた✨️
昔砕石していた場所。もとの姿に戻りつつある。
珍しい色の蝶
行きには無かった熊フンがたくさん増えてた。登山道よりも林道の始めの方が明らかに熊が濃い。その熊フンにたくさんの蝶がたむろしてた。案外フンにはたくさんの栄養が入ってるのかもしれない。それと今回思った事。老眼の私にはメガネを外さないと見えないくらいの小さな小さなダニ。命を繋ぐために私のスネに5匹もくっついていた。あんなに小さかったら血吸えないと思うんだけど。自然界で生き抜くって本当に大変な事なんだと改めて感じた。ダニ凄いょ✨️頑張れ。でも人間にはくっつかないで欲しい(笑)
林道の封鎖地点から登山道まで1時間20分
登山口から頂上まで2時間40分
頂上から登山口まで2時間
登山口から車まで1時間26分 13.1km
この山を訪れるなら寒くなる秋が良いと思う(*^^*)