鹿児島県 鹿屋基地資料館 に行ってみた その2 | ラクダのブログ

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鹿屋基地資料館に入りました。

1階は撮影OK
2階は個人的な遺品が有るので、撮影禁止箇所となっていました。

プラモデルが見事なので撮影した。

大和型3番艦として製造中に、戦艦から空母に変更された「信濃」
和歌山沖で沈んだのに、いまだに信濃は見つかっていない。

  


真珠湾を攻撃した在りし日の第一、二、五機動部隊の正規空母6隻




展示物は旧海軍の資料があった。
特に記憶に残った資料を書きます。


『その1』

明治43年の潜水艇が座礁し、乗組員佐久間艇長以下乗組員14名が殉職した事件があったそうな。

佐久間艇長は座礁後、
潜水艇の状況を刻々と記載していた。
メインタンクの水を船外に排出したが浮かばず、操舵員の舵操作に合わせ船体を揺すったなど、
作業時間が刻まれていた。

電源が落ちて、水中窓から差し込む明かりを便りに書いたとあった。
更に問題発生した。
ガソリンが漏れて気化したらしく、乗組員はガソリン酔いにかかったが、最後まで自分の持ち場を離れず、浮上する努力をしていた事が時間ともに書いてあった。

佐久間艇長の最後の言葉に、事故で潜水艇と部下を失ったのは、全て自分の責任であり、部下の残された家族へは手厚い見舞金を出してくださいと綴っていた・・・

記録は全てノートに、鉛筆で書いて有りました。
自分には閉鎖された絶望的な空間で、このような報告書は書けません。
素晴らしい記録なので、鹿屋基地資料館に行かれたら読むことを勧めます。


『その2』

特攻のコーナーには戦死者の遺影と家族への手紙が有りました。

関行男大尉の写真を先頭に1000名以上並んでいた。
遊就館にも特攻を最初に行った指揮官として、関大尉の写真が大きく飾ってあった。
23歳とは思えぬ精悍な顔立ち、飾って有るのは特攻出撃前の写真だそうだが、最後に意地を見せてやる。という決意の表情が出ている。

艦爆乗りの関大尉を、戦闘機隊長に転科させたのは、爆撃のスキルを持つ人物画を特攻隊長にしようと大西中将が考えたのでは?と思った。
広い海に浮かんでいる回避機動中の空母へ爆弾を命中させる腕がなければ、特攻は成り立たない。

米軍のガンカメラに、関行男大尉率いる「敷島隊」が、米軍の護衛空母「セイント・ロー」と「キカトン・ベイ」に突入する瞬間を撮影されたDVDを見たが誰がどこの艦に突入したか分からない。
「セイント・ロー」に突入した零戦だけが爆弾を飛行甲板に命中させ、爆晩の命中箇所に向かって急降下して突入していたので、関大尉は「セイント・ロー」に突入したものと、思われている。


理由として・・・
急降下爆撃の爆弾単体のが、飛行機に爆弾付けたまま体当たりするより威力が有る事を、艦爆乗りは知っているからです。

威力は運動エネルギーの法則 1/2・m・v2(空気抵抗は無視w)で説明できます。

・爆弾のみの運動エネルギーE1は、m=250(kg);v=2250km/s(マッハ2と仮定)とする。

 E1=
1/2*250*2250*2250=632,812,500


・飛行機に爆弾付けて体当たりする運動エネルギーE2は、m=3000(kg);v=400km/s(仮定)とする。

 E2=
1/2*3000*400*400=240000000


数式にしてみれば、どちらの攻撃方法のが威力があるか、一目りょう然でしょう。

海兵学校の生徒でさえ分かる理論なのに、人間が目標を最後まで誘導すれば命中率が上がる
と単純な発想から生まれた。

大西中将は、15機の零戦で戦が護衛空母5隻轟沈した事で、米軍の戦力を減らせたと思ったろう。
しかし、米軍から見たら被害は軽微な物だった。

第二次世界大戦中にアメリカが生産した新鋭の正規空母エセックス級が12隻、小型空母や護衛空母を含めると・・・なんと190隻製造した。

日本は
第二次世界大戦中に製造した空母は、護衛空母を含めて・・・19


第二次世界大戦当時のアメリカの国力が、どれだけ凄まじいか分かるでしょう。
だから山本五十六長官は短期決戦を考え、真珠湾攻撃という博打に出たんだよ。



悼まれない気持ちで、歩いていたら兵学校入学テストがあった。
軽い気持ちで見る。

英語・・・文章を順番に並べて、物語を作成する問題は何となく分かる。
地理・・・国の国土面積における農産物収穫効率が良い国を選び書け?
     10カ国以上のってるぞ・・・無理だって分かるか!
数学・・・数ⅡB,数Ⅲまで習いましたが解けませんw
物理・・・すいません。解りません。負けを認めますw


兵学校の入試試験が不合格となったところで、次のコーナーへ進む。


自衛隊により復元された零戦52型を見る。



     



主翼から飛び出ている赤い棒は、着陸時に主脚(タイヤ)が出ているよの印。
主脚が出ない場合は、胴体着陸となる。



旧日本海軍機のフラップに書かれている「ノルナ」「フムナ」の文字
フラップには乗らずに、本体の足置きバーが有ります。
コックピットに乗る機会が有る人は覚えて下さいw

  

ずいぶん控え目な文字だなw
もっと大きく書いた方が実機に近いと思うけど。

階段に昇りコックピットを見る。



ん!?照準器が付いてる!ドイツのRevi2bb照準器の国産型だ。
UPでGO!



1枚アクリル板が付いていないが、ほぼ完全体だ!
本体の中に電球が収納されており、アクリル板に照準が写る。
旋回しながら射撃する場合、アクリル板に照準と照準器前の十字が合えば、その場所に着弾する仕組みだ。

コックピットも再現率高そう。

  

役にたたない・・・といわれたFM無線機



送受信の記録が残っているので使用は可能だったが、米軍に周波数をつきとめられて妨害電波
で通信を邪魔された・・・が正解だと思う。

三菱がレストアした 栄21型



スッペック表




その3へ続く