コラーゲンは全身に作用する(2) | 白い粉を扱う社長のブログ

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「コラーゲンとは人生そのものだ。」ということで、コラーゲンに満ち溢れた日々の出来事を綴ります。

健康産業新聞 2011年1月6日付記事より抜粋



「塗る」から「食べる」ものとして女性消費者に

幅広く浸透したコラーゲンペプチド。


美肌に加えて市場の成長エンジンに今後なり

そうなのが、ロコモティブシンドローム(運動器

症候群)への対応だ。


業界関係者からは、ロコモ対応健康食品では

コラーゲンペプチドが本命素材になるとの声が

聞かれる。


骨に関しては、大腿骨や腰椎の骨密度を有意に

増加させることが複数の動物実験で確認されている。


関節に対しては、運動や変形性関節症による

ヒザの痛みを軽減させる作用が複数の臨床試験で

報告されている。



コラーゲンペプチドは現在、肌、関節、骨の状態

維持・改善に対応する「エビデンス・ベースド・

サプリメント」としての立場を確固たるものに

させつつある。


と同時に、新たな機能も次々報告させており、

身体に総合的に働く機能性食品としての個性も

備えようとしている。


最近では、コラーゲンペプチドがプロティンと

同様に体づくりに対するトレーニング効果を高め、

その効果を維持できる可能性がヒト実験で示唆

されている。

今後、コラーゲンペプチドをタンパク資源として

見直す必要もありそうだ。


また、血管の柔軟性の維持や、血圧上昇の

抑制に働くこともヒト実験で報告されている。


糖質代謝改善にも報告も複数ある。

コラーゲンペプチドをラットに摂取させたところ、

血中の中性脂肪が有意に低下した。このこと

から氏質代謝の促進に関与していることが

示唆されている。


肝臓機能の調整に働くことも最近わかってきた。

コラーゲンペプチドを摂取するとインスリン様

成長因子の遺伝子発現が有意に増加すると

ともに、その機能を調節する遺伝子発現も

有意に増加させることが報告されている。


コラーゲンは本来、こうした様々な機能を持つ

栄養成分のひとつであったことが見えてきた。