長生きする時代になったけど、それが全員に当てはまるわけではない。
今は問題なくても、いつか自分も何かしらの病になるかもしれない。
母から、時間を大切にすることを学ばせてもらいました。
「膵腺房細胞癌」と言われ、コリンのブログにたどりついてくれた方へ
『希少な癌で症例が少ないため、治療法が確立されていません。』と言われても、どうか絶望しないでください。『膵臓癌に準じた抗がん剤をしますが、効果はわかりません。』と言われても諦めないでください。少なからず抗がん剤は効くはずです。うまく抗がん剤が効いて、手術ができた方も知っています。手術ができなくても、母は充実した時間を過ごしていました。
命の期限を言い渡され、絶望の淵にいたとしても、どうか這い上がってきて下さい。深淵にたたずんでいても何とか戻ってきて下さい。あなたの時間は「まだ」あります。死ぬのは「今」ではありません。
その数は少なくても、患者さんはいるし、研究もしてくれています。効果のある治療法として確立されるのが、たとえ自分のいない未来だとしても、今は出来る事をやっていきましょう。
学術的な事、専門的な事は、わかりません。
分からないからと言って、自分の時間を諦めてしまう必要はないのです。自分の人生に与えられた時間は、自分のものなのです。後悔する必要なんてないんです。
だってあなたは何も悪くない。
たまたま、たまたま、そうなってしまっただけなのだから。
あなたの気持ちは、あなたにしかわかりません。
勝手な事を言っていると承知の上です。
それでも言います。
自分の時間を生きて下さい。
そして私自身に言います。
自分の時間を大切に生きなさい。
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