「死んだ」という事は理解ができる。
息が止まり、心臓も動かず、冷たかったから。
そして葬儀も行い、骨となった現実を知っている。
でも、脳の中の記憶では、はっきりと存在しているのだ。
こんな時にはこう言って、あんな時にああ動いて、
きっとそうするだろうと脳が判断をする。
だから脳の中には、或いは、心の中には存在している。
ただ、現実には見えない。
目で見て確認する事ができない。
それが理解できなくて、寂しくなり、悲しくなってしまうのだ。
解決方法を見つけよう。
それを見つければ、きっとノーベル賞をもらえるに違いない。