「膵腺房細胞癌」というキーワードでコリンのブログにたどりつく方もいると思いますので、経過をもう一度まとめます。
ちなみに、今日22日(木)は、母と日帰りで新潟の越後湯沢温泉に行ってきま~す
2015年1月19日(月)
築地国立がん研究センターにて診察日
①採血
②CT検査(造影剤アレルギーの為単純CT)
【診察にて】
・まず血液検査の結果は、特に何も問題なし。膵腺房細胞癌は、膵臓癌と同じ治療法が選択されます。母の場合、CA19-9は最初から標準値内で今回も11という数値でした。
・LDHが230~250前後で、いつも「H」マークがつきます。これは病気によるものだろうとのことです。薬の飲み過ぎで肝臓機能が悪化してるのか質問したところ、他の肝機能の数値が問題ないので、薬によるものではないとの事でした。
・CTの結果、「少し大きくなってきてる」との診断でした。画像を比較したところ、前回縮小した時より、一部分が膨らんできてる様子がわかりました。しかし、ゲムシタビンで効果がなかった時ほどまでは大きくなっているわけではないので、TS-1を続けることになりました。
・母の質問で、休薬している2週間で腫瘍が大きくなることがあるのか?との質問に対し、それは考えられないとの事でした。万が一、そうだとすれば2週間で変化してしまうという事は、もう何をやっても抑えられない状態と判断するそうです。
・転移については、造影剤を使わないのでわからないとの事です。腫瘍が肝臓に接してるので、もしかしたら浸潤しているかもしれないけど、そこは判断できないとの事。母に造影剤アレルギーがあるので仕方ないです。むしろ、わからない方が気持ちは楽です。
・19日(月)の夜からTS-1の5クールが開始になりました。今までは2クール毎にCT検査でしたが、今後は1クール後にCTをとって経過を観察していきましょうとの事です。
・日常生活においても、食事についても、先生からダメと言われたことは何もありません。自分の体力が大丈夫なら山も、温泉も、旅行も大丈夫だし、スポーツもやっていい。食べ物に関しても、好きな物を食べて大丈夫。食べちゃいけない物は「ないですよ」と言われてます。制限がないので、普通の生活を送れてありがたい・・・反面、出来るうちに好きな事をやっておきなさい、という事なのかなと思います。今更何かを制限しても、この先何も変わる事はないという事なのかなと思います。・・・受け入れるしかないですもんね。
【今までの経過】
4月19日 背中の痛みが不安で地元の病院を受診し、造影CT検査
悪性リンパ腫の疑い → こちら
5月19日 築地の国立がん研究センターで生検の結果 → こちら
5月22日 セカンドオピニオン①
国立がん研究センター東病院 → こちら
5月26日 セカンドオピニオン②
がん研究有明病院 → こちら
6月 2日 さんざん迷って決めた抗がん剤、ゲムシタビン開始
→ 1回目 → 4回目
→ 2回目 → 5回目
→ 3回目 → 6回目
7月28日 抗がん剤後、初めてのCT検査 → こちら
造影剤アレルギーの為、造影剤使わず。
8月 8日 TS-1 服用開始 1クール目
9月15日 TS-1 2クール目
10月27日 CT検査 TS-1 3クール目
12月8日 TS-1 4クール目