コリン自身のこと | コリンのブログ

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日々の出来事や趣味の事 ~たまに愉快な仲間が遊びに来るよ~ 
「膵腺房細胞癌」でこのブログにたどりついた方がいましたら、2014年5月20日以降の「お母さん」というテーマで書いてます。

おはようございます。
コリンのブログにコメントを下さったり、「いいね!」をしてくれたり、どうもありがとうございます。ブログを通して、支えられている気持ちで大変ありがたいことだと思ってます。ありがと!!

4月19日から母の病気が発覚して約2か月たちました。過ぎてしまえばたった2か月しかたってないのに、何て大きな変化のある2か月だったんだろう。

最初の1か月、不安にかられながらも慌ただしく情報を調べ、「死」という恐怖と戦いながら、毎日を過ごすのがやっとだった。結果がわかってからは、更に自分を見失い、精神的にもいっぱいいっぱいだった。だから、コリンはいろんな人に助けを求めた。親戚や、現実の友達や、習い事の先輩たち、そしてブログの仲間たちに助けを求めました。

普通はみんなグッと我慢して、そのまま受け入れる人が多いのかもしれません。でも、コリンはいろんな人に助けを求めて、救われました。自分の限界を感じたので、心療内科で抗鬱剤を処方してもらい、だいぶ気持ちが落ち着いてもきました。

なんか、いろいろ考えたな。

大切な人がいなくなるという事は、誰にとっても悲しい。
でも、それは生き物なら平等にみんなに訪れる事。

母は、コリンにとって特別で、心を許しすべてをゆだねられる存在。
でも、母とコリンは別の人間だという事。
母から生まれて、両親の遺伝子をもっているのも事実。
でも、生まれ出たときからコリンはコリンという個である事。

コリンに子供がいたら、もしかしたら子供の為にと思いもっと冷静でいられたかな。
でも、コリンのような思いをさせなくて良かったと思うのも事実。

コリンの体調が悪く、発熱や下痢や背中の痛み、寝汗とか続いて、精神的にも肉体的にも最悪だったころ、お母さんと一緒に死ねたらいいなと思ったこと。
でも、それは嫌なことから逃げるということ。大切な人を見失っているということ。生かされているということを理解していないという事。

前はダイエットしてても全然減らなかった体重が、あまりの食欲の無さであっという間に3kgも減り、自分で怖くなって体重計に乗らなくなったこと。

でも、今ならわかる。いろんな友達が「食べてる?」「食べなきゃだめだよ」と言ってくれたことの意味が。食べたくても食べられなかったけれど、人間は食べないと死ぬということ。食べられることを感謝するということ。自分を見失ってるときに、友達に教えられた。

周りが見えないときは、「時間が過ぎれば落ちつく」というネットの情報が信じられなかった。
でも、実際に時間がたつことによって、いろいろ、本当にいろいろ考えるから、その考えに自分で納得するようになるから、確かに落ち着いてきたと思う。

この先、まだまだいろんなことがあると思う。
今、この時を生きよう。
今を大切に生きよう。
「苦労娑婆」 お母さん、その通りだね。生きよう!