下新堂を通って、東照宮に向かいます。
世界遺産 日光東照宮
徳川家康の遺言を受け、元和3年に2代将軍秀忠が
創建した家康の霊廟。
五十塔(重文)
文政元年に再建。高さ36mの塔の内部には、
直径60cmの新注が天井から吊るされている。
初層には方位を示す十二支の彫刻がある。
芯柱は吊り下げ式になっており、地盤より10cm
浮いた状態になっています。
新厩舎(重文)
東照宮唯一の素木造りの建物で、東照宮に仕える
神馬をつなぐ馬屋。かの有名な三猿の彫刻があります。
人生劇場がスタート
この子は無事に生きていけるかしら・・・と母猿は遠くを
眺めながら、子猿の将来を案じている。
判断力のない子猿時代
分別のつかない幼いころ、悪いことには「見ざる、言わざる
聞かざる」ということを表現。
もう少しでひとり立ち?
そろそろ親離れの時期。でもまだ不安がいっぱいで、
ひとり立ちする決心がつかない。
心を決めていざ勝負!
空を見上げながら、青年猿は決心を固めた様子。
右には青雲の志を意味する青い雲がある。
悩み多き青春時代
人生うまくいかないことも。でも落ち込んだ時には、
励ましてくれる友達がいる。
恋に悩むお年頃
隣で無邪気に遊ぶ女猿に、恋をした青年猿。
どうやって想いを伝えようか考え中。
思いが実りついに結婚
人生そう甘くもなく、荒波にもまれることも。
力を合わせて、乗り越えていけるのか!?
そろそろ子猿も親猿に
お腹がふっくら。もうすぐ家族が増えます。
こうして同じような人生が繰り返されていく。
神厩舎で三猿の写真を撮っていたら、神馬が出てきました
真っ白で大きなお馬さんでした
上神庫(重文)
中・下神庫を合わせた三庫のひとつ。狩野探幽が象を知らず、
想像で下絵を描いたという象の彫刻がある。
左側の象は、毛がふさふさで尻尾が3つに割れている。
右側の象は、目が三日月で耳の付き方が風変り。
つづく