「あ、ちょっと桜咲いてるよ」
「青空が気持ちいいね~」
な~んて、余裕の会話があったのも、最初だけ・・・
あとはひたすら坂道を歩きます。止まると二度と足が
動かなくなりそうで、黙々と上を目指します
中千本のバス停から歩くこと約50分
ようやく見えてきました。
吉野水分(みくまり)神社の鳥居・楼門(重文)です。
道路脇に鳥居があり、階段の上に楼門があります。
吉野水分神社社殿(重文)・境内
中庭があり、左手に拝殿、正面に幣殿、右手が本殿で
めったに見ない形式だそうです。
子宝に恵まれなかった豊臣秀吉が、こちらの神社で祈願すると
息子秀頼が生まれたといいます。
本殿(重文)
三棟のうち中央は春日造で左右が連結した連棟形式で
屋根は檜皮葺です。
世界遺産 吉野水分(みくまり)神社
大和の国に4つある水分神社(宇太、葛城、都祁、吉野)の
一つとして、古くから信仰されてきました。
「みくまり」が「みこもり」となまり、子守明神と呼ばれ
子授けの神として信仰を集めています。
創建については、不詳。最も古い記録は「続日本記」の
天武天皇2年、芳野水分峰神に馬を奉り祈雨したとの記述あり。
続く