前回紹介した『リエンジニアリング革命』を改めて読もうと思ってきっかけは、DHBR2007年9月号へのハマー氏の寄稿『PEMMでビジネスプロセスを改革する』を読んでからでした。


Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2007年 09月号 [雑誌]

前回、リエンジニアリング革命は、実現するには難しい。と書きましたが、やはり、ただのリストラと同じように考えられたり、1部門だけの主導などで行われたりして、失敗事例も多く聞かれることがありました。

といっても、ちゃんと本の通りに実践すればそんな大きな失敗はないと思うのですが。
内容をきちんと理解しないままに取り組んで失敗するのは仕方ないですよね。


で、M.ハマー氏が、この失敗事例を少なくするために寄稿したのが、この 『PEMMでビジネスプロセスを改革する』 です。


最近の 『CIMM』 と同様に、
現在のプロセス思考をそれぞれ評価し、
今どのステップにあって、
次のステップに行くには今度は何をクリアしなければならないのか。
を示したものです。

PEMMでは、
ビジネスプロセスの成熟度と、
会社の成熟度
の二つの視点から評価し、
それぞれ脆弱な部分を見つけてくれます。

これを元に、企業は何を補完する必要があるのか。
を考えればよいというものです。


それぞれの成熟度モデルの表もあり、一読していて損はないと思います。

ちなみにこの成熟度モデルの表、英語版であればHBRのサイトからPDFでダウンロードできます。
http://harvardbusinessonline.hbsp.harvard.edu/hbsp/hbr/articles/article.jsp?ml_action=get-article&articleID=R0704H&ml_page=1&ml_subscriber=true



しかし、CIMMにしても、このPEMMにしても、アメリカ人は形にするのがうまいですね。
内容は当然のことを書いているのですが、形にしないとうまく実践できないものですよね。


わかっていながらできない日本は、次のステップに行くための物事を明確に整理・表現していないからなのだと思います。
そして、
『どうしたらできるのか』まで行き着かず、
『どうしてできないのか』だけ口に出してしまう。


否定するのは簡単ですからね。

1年目のコンサルでも、ちょっとした理由つけて『できません』とは言えます。


コンサルってものは、
『どうしてできないのか』
を報告するために雇われているのではなく、

『どうやったらできるのか』
を提案・実現するために雇われているものだと思っている今日この頃でした。


今年初めの1冊は。

いまさらといわれるかもしれませんが、あのM.ハマー/J.チャンピーの 『リエンジニアリング革命』 です。

リエンジニアリング革命―企業を根本から変える業務革新 (日経ビジネス人文庫)/マイケル ハマー
¥730
Amazon.co.jp

古典かもしれませんが、コンサルティングするなら一度は読んでおかなければならない本だと思います。

といいながら私もこれまで読んだことなく、読もう読もうと思いながら、いつの間にかハードカバーが絶版となり、文庫版だけになってしまいました。

しかし、これほどの本、ハードカバーの復刊して欲しいくらいですね。


この本では、
大量生産の時代に最適な、単純作業を中心に考えられた組織・仕事の仕方から、
複雑化しつつある顧客に適応するために、
プロセスを中心に組織・仕事の仕方を考え直すことにより、
管理コスト(人のコストと時間のコスト)を削減し、抜本的な改革を目指しています。


仕事は、
担当が分かれれば分かれるほど、
時間がかかり、
担当者間のコミュニケーションも悪くなり、
担当者ごとの責任感も薄くなる。

顧客からしてみれば、ものを買う一連の『プロセス』に過ぎない。

この『プロセス』を中心に仕事を組みなおして、
良い製品を、早く、確実に、顧客に届けよう。
ということを目指すものだと思います。


今で言われる『セル生産方式』もこのプロセスの考え方ですよね。


内部統制の文書化をするときなどは、勘定科目から遡ってプロセスを分析するのですが、関連する部門が多いこと多いこと。

そうすると、誰の責任か良くわからず、誰も入力された数字に責任取れないということになってしまいます。

内部統制では、プロセスオーナーを決めてもらって、きちんと責任を明確にしてもらう必要がありますが、こういうことがうまく働きだすと、この 『リエンジニアリング革命』 で提唱されている、『プロセス視点』からの抜本的なプロセス革命ができるのだと思います。


ERP入れるときも同じことがいえますよね。


この本、1993年に書かれた本ですが、15年たってもこの考え方は未だ色あせないですね。
それだけ実現するには難しい考え方なのだと思います。



最近良く思うのがプログラムの開発って全く持ってして、この考え方が取り入れられてないなあ。と。。。


コンサルが業務担当者からヒアリングして、要件定義して。
上級SEが基本設計書いて。
SEが詳細設計書いて。
プログラマーがプログラム書いて。
PMOが課題管理と進捗管理して。

大きくなればなるほど、PMOも大きくなり。。。

昔から何も変わってない。
変わったといえば、コンサルが入ってきて、組織も大きくなってきたのでPMOとかいう変な組織もできてきたこと。


プログラム開発はまだ大量生産の時代なのでしょうか。。。



今年も1年終わりましたね。


今年は、


会社変わってビル

子供が生まれ天使

プロジェクトが大変であせる

試験も受からずガーン

忙しかったので本も読めず本

あまりブログも更新できませんでしたメモ


怒涛のような1年でしたが時計

子供が生まれることによって新たな視点が加わった気がしていますニコニコ



来年も、

仕事して。

勉強して。

子供と遊んで。

本も読んで。

ブログも更新して行こうと思います。



先週、子供の木を見に行きましたニコニコ


「成長の森」 プロジェクトとして、水源の森を守るために県が企画して、子供の木として植樹してくれたものです。

そこは新松田からバスで30分ほどにありました。



バスから降りて、少し時間があったのでお昼ご飯。

子供はまだベビーフードですが、子供と外で食べるお弁当おにぎり

いいですよね音譜



で、ここから歩いて植樹されたエリアまで登りますあせる


もちろんベビーカーとか入れるところではないので、子供はだっこひもで前向き抱っこして登ります。

↓これ使ってます。

ベビービョルン ベビーキャリアエアー グレー/ホワイト
¥14,490


初めは川沿いに整備された道だったので遠足感覚で楽でしたが音譜

山に入るとやはり急な斜面であせる


山肌の途中から、植樹の区画が見えてきました。

ここで森林ボランティアの人が少し説明してくれました。


鹿よけのサクのなかに、まだまだ小さな苗木がニコニコ


8種類くらいの広葉樹を混ぜて植えてくれているそうです。


5年くらいで大人の背丈を超えるくらい。

20年位でもまだ大きな木にはならないですかね。




うちの区画は尾根の向こう側。

もう少し登らなければなりませんあせる

でも、尾根はすぐそこ。

(田舎の山を想像していたので)

思っていたよりも遠くなかったですニコニコ



そして、うちの子供の区画へ到着。

そこにはちゃんと看板に一人一人の名前が書き込まれ。

合計100名の子供たちの名前がありました。


うちの子供の名前もしっかりと書かれていました。

記念撮影してカメラビデオ撮影して映画


いや~これからが楽しみです。

うちの子供も、この木達に負けず、元気にしっかりと育って欲しいものです。



定期的に見に来ないとですね。



いろいろ案内してくれた方々は森林ボランティアの方々。

子供たちのためにいろいろとお世話してくれました。


本当にありがたいことです。

ありがとうございました。



私も田舎育ちで、都会の子供達が自然に触れることが少ないことを、いつもかわいそうだと思っていまして。

私でも、都会の子供たちのために、何かできることがないかな。

と考えてしまいました。



子供たちの未来のために。

今日は実は10年目の結婚記念日でした。

でもまだ帰りの電車の中。なんとも。



今年の結婚記念日は子供と3人での記念日。
いいですよね。


いつもこんな時間まで待ってくれている妻に感謝です。
ありがとう。


そして、いつも夜遅く起こしてしまう子供に。
ごめんね。
そしてありがとう



我が家は10年目を迎えます。
今日帰り道、『きんもくせい』の香りがしました黄色い花


『きんもくせい』って不思議ですよね。

昨日までは何もなかったのに、ある日いっせいに香りだす。


「ここに『きんもくせい』があったんだな」

と毎年思い出させてくれますニコニコ



家の実家にも『きんもくせい』があります。

ちなみに、私が生まれた年に植えてくれた『きんもくせい』だそうで。


毎年、いい秋の香りを届けてくれていました音譜




うちの子が生まれた時にも、その子の木を植えてあげたかったのですが、何せマンションなので。



ということで、県の「成長の森」というものに応募しました。


産まれた子どもと同じ年に苗木クローバーを植樹してもらう企画です。

子供の名前の付いた銘板も設置してもらえるようで。



植樹される木は広葉樹の中で、ケヤキ・ホオノキ・イロハモミジ・ヤマザクラ・クヌギ・カツラ・ヤマボウシなどからその場所にあった木。

何が植えられてますかね黄色い花



来月は1度目の見学会です。

楽しみですニコニコ



ちなみに、今欲しい積み木。

それぞれの積み木に木の名前が書いてあります。

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寄木の積木 木箱入り
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たまに、中途採用の面談をしますが、その度にコンサルティングファームの扉を叩いた頃を思い出します。

面接した時は、緊張しましたね~。

でも、ダメ元で受けたこともありましたし、やりたいことがあったので、それを一生懸命伝えた覚えがあります。

今思い出すと、論理的に話せたかどうか、ちゃんと伝わったかどうか、よくわかりません。


でも、常に自分で疑問に思っていること、それに対してどうすればよいのかを一生懸命考えていることは伝えたつもりです。


今面談していて、一緒に働きたいなと思う人は、ちゃんと自分で考えて、自分で行動できる人かどうか。


考えることを止めた人
行動する事を止めた人

は、コンサルタントとは言えないと思います。


また、初心に帰って考えよう。

先日、鞄を修理に出しました。



私がコンサルタントを志した頃、約10年前ですかね。


まだ、TUMIが今ほど流行っていなかった頃、私もTUMI欲しかったですね~ニコニコ

でも、その頃はさすがに高くて手が出なかったです。


PCを持ち歩く職業としては、革の鞄は重たくなるし、普通の鞄だとPC入らないし、今ひとつ頼りないし。

で、行き着く先はTUMIだったんですよね。



で、やっと具体的に買おうかなと思った頃。

猫も杓子も、

周りはTUMIだらけでしたガーン



それと、みんなTUMIのタグつけたまま持っているでしょ。

あの赤い文字でTUMIと書いているタグです。

あれが今ひとつ・・・・・。

私がTUMI買っても、あれははずすかなと。





とりあえず、いまさら人と同じものを買うのはイヤだったので、同じような鞄で違うメーカのものを探すことにひらめき電球

一種の差別化ですね。



で、たどり着いた先は、「hartmann



三越にしか売ってないので、もっている人は少なく、PCもきちんと入るパソコン

鞄としての歴史もあるし、アフターサポートもOKビックリマーク



で、hartmannのインテンシティコレクションにすることにしました。



買ってから気づいたのですが、ショルダーベルトにゴムの部分が入っていて、肩への衝撃を吸収してくれるんです。

前の鞄より重くなったのですが、少し身軽い気がしてて、後で気が付きました音譜


重いものをいつも持っている私にとっては、これは良かったですね。

(TUMIにもついているかもしれませんが)



少し物足りなかったのは、内部のポケットの少なさかな。

フロントのところにはいくつかあるのですが、このポケットはあまり入らないので、中にいろいろ内ポケットが欲しかった。

でも、それほど不自由なしに使えてますが。



今回、いつも重いものを持ち歩いているので、1年くらいでショルダーベルトをつなぐ金具(D管?)が磨り減ってしまって。


で、修理に持っていったというわけです。


どのくらいで今の状態になったかを確認されて、軽量化された標準のものより硬いものと交換してくれるそうです。



いい鞄なので、長く使いたいですよね。

そうすると、ある程度修理とかもできる鞄が良いと思います。



TUMIのアフターサポートも有名ですよね。

hartmann も三越に行けばアフターサポートを受けられます。




巷にあふれるTUMIに抵抗がある人、いかがですか?


TUMI 26141G4エクスパンダブル・オーガナイザー・コンピューター・ブリーフ
¥56,070
GulliverOnlineShopping Yahoo!店

先日、HBR誌を読んでいて見つけたのですが、

世界の自動車会社、トヨタでは、「T字型人材」を育成しているそうです。



これは、あるところゼネラリスト(横棒)であり、あるところではスペシャリスト(縦棒)である人材。


全体を見ることができて、ある分野では誰にも負けないことがある。



コンサルタントってそうあるべきだと思うんです。



そうでないと、お客さんには提案できないし、提案できたとしても、実装段階でチームを引っ張れない。

全体が見れないといい提案はできないし、個別が深くなくては中身がない提案になってしまう。

全体が見れないとプロジェクトはおかしな方向へ、個別が深くないといいソリューションはできない。



最近のコンサルタントは、ただのゼネラリスト(ひどいときには一方的な管理者)が多くなっている気がします。



もちろんコミュニケーション能力やロジカルシンキングなど、コンサルティングのコアスキルは重要ですが、それだけの能力でPMOだけやっているのはコンサルタントとしてどうかと思いますね。


そんな人に「管理をお願い」することはあっても、

「何かをどうすればよいのか」を相談することはないですものね。


コンサルタントは、お客さんに相談されてこそ。

管理の請負業者ではありません。



自分の専門分野を持ってこそのコンサルタントだと思います。



世界のトヨタは、社内コンサルタントの必要性を認識しているようです。



Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2007年 08月号 [雑誌]

最近、年金着服問題が報道されていますが、年金の徴収・支給の仕組みを含め、関係機関には、内部統制が全くないようですね。



内部統制(J-SOX)は、投資者保護を目的に上場企業を対象にしておりますが、年金を扱う機関に対しても、国民の資産を扱う者として、国民資産保護を目的に内部統制(J-SOX)の適用が必要なのではないでしょうか。



統制には、大きく二つの統制があります。

予防的統制と発見的統制です。


予防は承認行為などを行うことにより、そもそもリスクが発生する前に予防するものです。


発見は、予防でも見つからなかった発生してしまっているリスクを、定期的に監査するなどして、リスクが表面化する前に発見し、是正しようとするものです。



予防的統制さえもしてないようなので、もってのほかなのですが、

いつも年金って、今どうなったいるのかが良くわからなくはないですか?

発見的統制という意味でも、定期的に状況を報告してもらえれば、こんなことにはならないような気がするんですけどね。


少なくとも、401Kとかは、ちゃんと運用報告書がきますよ。


こちらから確認しないと、なにも教えてくれない。

なんとも、仕事放棄状態だと思います。


さらには着服。

舛添さんは、刑事告訴まで考えているようですが、着服はやはり犯罪ですので、「すいません。着服した分だけ返します」ではすまいないと思います。

銀行強盗と着服。

同じ人のお金を盗むことには替わらないと思いますよ。



金融業のコンプライアンスまで適用していかないといけないのかもしれませんね。



そういえば、郵便局は大丈夫なんですかね。