山上被告の件は、ちょっと毒母持ちとしては身につまされるところがあります。
殺人はどういう理由をつけてもだめです、だめですが
親によって人生が狂わされたという意味において辛さがわかってしまうので
恐らく世間の毒親持ち、親ガチャに外れたみなさんは
ワタシと同じような感覚で見てるんじゃないでしょうか。
自分のお母さんが宗教に入れ込んで家庭崩壊したケースと
(ここんちのお母さんは自分のせいとは努々思ってないでしょうけれど)
うちは結婚してるくせに色恋に溺れたケースなので
ちょっと毛色が違うように見えるでしょうけれど
その実、方向としては同じことじゃないかという気がします。
カルトに入れ込んでも、貢ぐだけで目に見えた見返りはないですよね。
でもご本人は信じることで不幸から逃れられていると信じているわけだから
信じている最中は幸せなわけです。
色恋も、相手に夢中で追い掛け回してる間
うちの毒母はそりゃあ幸せだったでしょうね、
周りの事も見えず、自分の人生だけを優先していたわけですから
でも
今になって思うのですが、
この女(←うちの毒母)があれこれ貢いで
尽くしまくってた相手の男たち
彼女に何かもたらしたのか、というと
その不倫してる間の快楽とか楽しい時間は過ごしたでしょうけれど
どの男も結局立ち去ってるわけですよ。
誰一人として、だったら旦那と離婚して一緒になろう
と言ってくれた人はいなかったんじゃないですかね?
(軽口なら言ってたやつはいると思いますがその場しのぎ)
だって相手をとっかえひっかえして何人も男つくってた割に
結果誰も残ってないわけだから。
ワタシに
「お父さん(←自分の旦那)早く死んでくれないかしら」
なんて
子供に言うべきではない言葉を繰り返していた毒母に
「そんなに旦那が嫌いなら離婚すればいいじゃん」と何度も勧めましたが
なぜかワタシがそれ言うと、ぐずぐず抵抗するんですよ。
子供が可哀想だから、あなたたちのために、とかなんとか
いやいや、あんたがそうやっておやじ死んでくれとか言ってることの方が
よほどあたしら可哀そうだと思うけど、って思ってましたが
つまり離婚する気はなかったんでしょうね。
結局は金です。暮らしです。
なぜなら、特に何かできるわけでもない、社会でほとんど働いてもおらず
特技も資格もなんもないただの専業主婦でしたので
思い切ったことをしてその後自立して生きていく自信がなかったんだろうと思います。
そういう打算があって
計算して、嫌でも金銭と暮らしのために婚姻関係は続けておいて
昼間は仕事で帰ってこない間抜けなおやじの目を盗んで
何人もの男たちと浮気して楽しく過ごすことで帳尻合わせてたんでしょう。
今ならわかるんですよ、
彼女のしたたかさが。
だから
「死んでくれないかしら」
につながるわけです。
リスクを負わずに、この状態ならすべてを手にできるからですよ、
うちの毒父さえ死ねば。
だけどね、その中にもし、
本気で毒母の事を思い、
自分が一生一緒にいるから旦那と離婚してくれ
とまで言い出してくれる男がいたなら
人生変わっていたはずです
結果からみると誰もそこまでリスクを冒そうというやつはいなかったわけで
ってことは
相手からすれば「楽に遊べるお気楽な主婦」だったわけですよ。
そこに気づきもせず、
馬鹿みたいに毎日弁当作って届けたり
短い休憩時間に会いにいったり、
そいつらの部屋に行って(まあ何をしてたか想像できますよね)
過ごしたりを繰り返して
ただの都合のいい女ってやつですよね。
年をとってきて
容姿も崩れ
もう誰も相手にしてくれなくなってはじめて
その当時の男たちが一生の友達でもなんでもなく
ただ通過しただけの人たちだと
今頃わかったんじゃないでしょうか。
ある意味、残念な物語ですよ。
ま、それであんたは満足だったのなら結構ですが、って感じ。
友達に聞かれたんですが
「お母さん、確かに可愛い人だったのは憶えてるけど
どうやってそんな男たちと出会ったんだろうね」って
それがね、
これも今思うと、なんですが
あの女が不倫してた相手の男たちって全員、
「平日に休みがある職業」の人たちでしたね。
医者(放射線技師)や
近隣にあるお店の店長、
リフォーム会社の営業、
ガソリンスタンドの従業員・・・等々
平日に時間をとることができるから
だから主婦がちょうどよかったんですよ。
サラリーマンだと、土日は家族サービスとかあるし
本人も旦那が家にいるんだからばれやすいですよね。
でも平日休みの人なら毒父が仕事中に会える。
出会いもね、なんか身近で草でしょ。笑
結局、
ちょっと目立つ容姿だった毒母に声かけてくるアホ男が
それだけたくさんいた、ってことですよ。
どっちもどっち。
そいつら、独身とわかってた人もいましたが
もちろん妻子持ちもいました、
ってことは相手の奥様も気づいてなかったってことです。
もう時効でしょうけれど、
ご家庭があった人の家族の方たちにはなんか申し訳ないですね
ワタシが申し訳なく思う必要はないんだけどw

安部元総理とご家族に(なんなら国民にも)謝罪の言葉を述べていたそうですが
それは当然のこととして
毒母に人生狂わされたワタシに言わせると、
まず
自分の息子に謝ってやれよ。