先週,無事に15コース目が開始された。
検査の結果はすこぶる良好で,治療の副作用もほとんど無い。
ほとんど無い,ということは少しはあるのだけれど,それは
いわゆる手足症候群で,保湿剤さえ塗っていればしのげる程度。
医師からは減薬の選択もあると説明を受けているが,今のところは継続する。

そんなことは割とどうでも良く,別な事件が起きた。

昨日の昼間から,ちー介がオシッコが近い様子なので注意して見ていたところ
どうも途切れ途切れで,ちゃんと出ていないようだった。
もともと,トイレでしゃがんでいる時間が長かったんだけれど
いつもと違うようだった。夜になる頃,急に嘔吐しPSの低下が見られた。

ひょっとして尿路閉鎖?と考えたのだけれど,夜間で相談できるところもない。
で,様子を見ながら朝まで待ち,朝一番で動物病院に行ってきた。

触診で尿道閉鎖と診断され,導尿カテーテルを挿入することに。
ところが,結石か結晶の詰まりが酷く,カテが入らない・・・・。
そこで,なにやら突起のあるニードルにシリンジを付け,リドカインゼリーでフラッシュしながら
ゴリゴリと先っぽから徐々に奥へ・・・。表面麻酔を使ってはいても痛そう。
1時間以上かかり,なんとか閉塞を解除すると,カテを挿入し
60mlのシリンジで尿を引き抜いたのだが,何せカテが細いので
結晶やらが時々詰まる。さらに1時間ほどかかり,およそ360ccの血尿が採れた。
この処置の間中,生食を点滴していたが,そのおかげで脱水が和らいだせいなのか
パンパンだったお腹が楽になったせいなのか,少しずつ元気になってきた。

血液検査・尿検査の結果,脱水のほか尿素窒素とクレアチニンが正常値の300%と
かなり危険な状態である。と。他の血液成分・生化学項目には異常は無いが
急性腎不全の疑いがあり,膀胱内の炎症の治療と
ハイドレーションが必要とのことで,入院することになった。
最低3日間だそうだ。
尿中の結晶の正体だが,検鏡の結果からストラバイトとされた。
食餌が原因の生活習慣病の疑いが高いらしい。要するに飼い主であるオレのせいだ。

ちー介は,まだ6歳。野良猫魂で,これを乗り切って欲しい。
元気になってくれ。

考えていたとおり,何事もなく14コース目が開始された。
予定の通りにレジメンから,ステロイドが除かれた。
代わりにクロールトリトメンという薬が加わった。
これはアレルギー反応を和らげる薬だそうだ。
デカドロンが無くなったせいなのか,クロールトリメトンが加わったせいなのか
注射が終わり30分くらいすると,ちょうど造影剤を注射したときのように
頬の内側から喉の入り口にかけてボォと暖かく感じるようになった。
吐き気などはなく,火照ったような感じが2時間くらい続いたが
それが消失すると何事もなかったように快調。

血液検査の結果は,WBCが5000と弱気な以外まるで問題なし。
WBCが低いながらも,リンパ球は相対で30%を超えており
戦う記満々の様子。腫瘍マーカも全て正常の範囲。

それと吉報。
regorafenib(レゴラフェニブ)が承認された。
これにより,新たな最終ライン治療が加わった。
既存薬不応に陥ったとしても,さらに新しい治療ができるようになったことは
心強い。

この頃は雨が多く,気温も低めだ。
花冷えだというが,そんな洒落たことは言っていられない。
外出で手足を冷やしたことが原因だと思うけれど
手指の痺れがぶり返した。足については悪化した。
これまで,順調に回復しているのだと考えていたが
気温の上昇で緩和されていただけのようだ。
少し残念だ。

今日は14コース目の治療が予定されている。
今回からステロイドを抜くという話だが,吐き気が出るだろうか。
またこのところ,CA19-9が20~30台で推移している。
少しだけ心配だけれど,まあ問題なく開始されると思う。

DSC_02472.jpg


しかし,今朝はすごい霧だ・・・。
次第に晴れ暖かくなると言うので
今年最後の花見でもしてこよう。
PFS173日目。

このところ,45日に一度くらいの頻度でCT検査を受けている。
直近の2回はマルチch(MD-CT)だが,異常による再検査というわけではない。
画像診断の結果を聞けるのは,早くとも4月の初旬に予定されている治療の時だろうが
今回もやはり,異常は見つからないのではないかと考えている。

いまオレが受けている化学療法は,Xelox+Bevacizumabで
XelodaをC法で内服し,治療初日にL-OHPを注射するレジメン。
これにBevacizumabが追加されている。
アレルギ反応が出たため,L-OHPの注射は中止しているのだけれど
L-OHPの中止のおかげなのか,急性の副作用は全く現れない。

強い副作用に耐えられない患者(高齢者など)に対して
同じXeloda(Capecitabine)+Bevacizumabというレジメンが試されているらしい。
AVEX試験という治験。
Xeloda単剤や既存の多剤併用療法(FolfoxやFolFIRI)に比較し
PFS,OSともに有意に良好な結果が出ている。
現在,Xeloda(Capecitabine)は切除不能のケースに対して
ほかの抗腫瘍治療薬との併用が認められているが
今後,術後補助化学療法へ,適用範囲が拡大されるかもしれない。
年内にはRegorafenibの承認も出そうだし,がん幹細胞(いまは仮説)に対する
治療薬の先行きも明るい。

やはり早期から,かなり厳しい病期まで大腸癌の治療選択肢は広い。
こう考えると,患ったがんが大腸癌だったのは,不幸中の幸いだったのかもしれない。


<<173日目の体調>>

ビッコがあるくらいで,ピンピンしている。


予定のとおり13コース目は開始された。

血液検査の内容は良好で、WBCはここ最近でもっとも高い状態。
WBC=7180という総量に対しリンパ球は、実数で1930で
比率では26.9%となっている。まあまあといった所だろうか。
これくらいの値で推移していてくれれば、まだまだ治療は継続できるだろう。

腫瘍マーカーも正常値の範囲で推移しているので
とりあえずは安心。
「新たな病変はないので、眩暈フラつきは気のせいでしょう」
という脳外科での所見を話したら
「これで一安心だね」と
内科の先生もニコニコしてた。

次回の治療から、ステロイドを抜いてくれるそうだ。
制吐剤のデカドロンがステロイドにあたるのだけれど
注射薬のアレルギ反応を和らげたり、食欲減退を緩和したりするのが
その働きらしい。が、痺れなどが抜けにくくなることもあるとのことで
これらを抜くことで、痺れに関しても何らかの改善が期待できそう。


手指の痺れは、これくらいのことが出来るほどに回復してきた。

DSC_0070.png

魚釣りに使うフライ。マティリアルは何年も放置してあったので
たいしたものが残っておらず、あり合わせ。
指先の痺れよりも、視力の衰えの方が深刻な気がしてきた。
左足のほうもこれくらいまで回復してくれればなぁ。

<<168日目の体調>>

Hits:100/100
Stam:30/30
Mana:125/125

完調といってよいと思う。まるで問題ない。
ただ、人混みに入ったり電車に乗ったりすると
酷い吐気がする。向精神剤を飲むとぼぉとするし
どうしたらいいのだろうな。復職はまだ先かな…。