緊急避難的に引っ越してきてみたものの・・・。

なぜアメブロから引っ越したのかを、今頃思い出した。

 

良さそうなところを探してみよう。

前回書き忘れがあった。
今月、CTを受けられることになった経緯を書いたけれど
消化器外科の先生の計らいで、前回の血液検体を保存しておいて
診察までに、腫瘍マーカを調べてくれていた。

検査結果は、CEAが7.3でわずかに異常値、CA19-9は正常値で
CA125は調べていない。

さて、頭のアレが新たな転移だと考えたとき、アレはどこから来たのか?
2つ以上の仮定をもとに、いろいろ考えるのはとても馬鹿々々しいのことだけれども
書き出すことで、考えが整理できるので敢えて。

ひとつにはやはり、首から下のどこかに活発な癌組織がある可能性。
もしあるとすれば、それははおそらく肺。
ふたつめは、前からある縦郭リンパ節の転移が再増大した可能性。
過去2回の脳転移では、毎回こいつが大きくなっている。
ただ、これまではこいつが大きくなると、必ずひどい咳が続くのだけど
今回は、それがない。
みっつめは、既に入り込んでいたがん細胞が、何かをきっかけに
活発になっている可能性。きっかけは例えば、治療を休止したこと。

いずれの場合も、脳への放射線照射は避けられないのだけれど
化学療法を再開する必要があるかもしれないということ。これには気が重い。
治療以外は食って寝るだけの生活に逆戻りかもしれない。

次回のCTで、はっきりするだろうけれど、体幹に何も指摘されなかった場合
何もないことを確定するためには、PET-CTの必要もあるかもしれない。
仮に脳へ転移だけなら、放射線照射で、また禿ができるだけで済む。


 

先週、頭部MRIと脳神経外科の診察のために出かけると
なぜか消化器外科のN先生の診察が予定に入っていた。

じつは、前回の診察後に、造影剤を使えるかどうかの確認のために
血液を採ったのだけれど、一般的な検査項目だけで、腫瘍マーカが含まれていなかった。
これについて、外来受付で検査依頼を追加できないか、先生に聞いてほしいとお願いした。
その時のやり取りでは「脳神経外科では全身のフォローはできない」と。
結局のところ「内科領域なので脳外ではムリ」と納得し、忘れてくださいと引き下がった。
モンスター・ペイシェントだと思われるのも癪だし。

外科のN先生は「あなたが来院するのを知ってこちらから予約を入れた」と仰っていたけれど
一日に800人近くが来院する中から、ボクの予約を偶然に見つけることはムリだと思う。
脳外外来の看護師さんから脳外の先生へ、そして消化器外科へ。
あるいはワーカーさんから直接、消化器外科へ。
どんな経路で伝わったのかは分からないけれど、誰かが伝えてくれたのだと思う。

前にも書いたけれど、治療休止中の患者を内科で受け入れることはできない
ということは、脳神経外科についてはセンタで。全身は地元の病院で。そういうことだった。

ところが、N先生の診察を受けることができて、新たな転移の疑いが指摘されて
とりあえず来月の中頃に全身(胸腹部骨盤)のCTと外科外来、再来月の終わりころに
頭部MRIと脳外外来までの予定が立った。ありがたいことだ。

最後の化学療法から、およそ2年間、地元での検査の「異常所見なし」の結果や
治療の副作用からの離脱に浮かれて過ごしてきたけれど
「装置の性能差なども考えると、今回は全身もこちらで検査したほうがいい」という
N先生の言葉でに背中がうすら寒くなった。

それと、アレが脳への新たな転移だった場合、それがどこから来たか?については
恐ろしいことを想像をしてしまうんだけれど、そろそろ仕事の支度しないといけないので
また今度にしようと思う。



2012年の3月まで、ボクを担当してくれていたのは消化器外科の先生で
原発巣の摘出手術を執刀してくれた先生。原発摘出からは、もう8年。
生活指導については、特に歯に衣着せぬ言い様で論うので難しい先生。
「死」という言葉を躊躇いなく使うので、怖く感じていた。

今週、MR検査を受けに行くと「本日の予定」には、検査と脳外外来そして
5年ぶりの「消化器外科外来」とあった。なぜだろうか?脳外だけのはずだったのに不思議。

CTやMRの検査に関しては特に何事も起こらず無事に終了。
画像診断は、ぼくも同席して行われたんだけど
既治療部の消失の維持を確認した「奇麗なもんだねえ、何もないよ」という先生の言葉の後
「・・・えっ・・・ちょっと待って・・・」と。

そのT2WFLAIRという画像がコレ。
今回はデータを受け取ってあるので画像はきれい。

20170922-03.png


直系5㎜ほどの浮腫が確認された。これは以前はなかった新しい浮腫であるとのこと。

続いて(おそらく)造影画像がコレ。

20170922-04.png


浮腫とほぼ同じ位置に直系2.5㎜ほどの高信号域があるとのこと。

併せて判断すると、新たな転移とみてよいらしい。
ただ、小さなため確定診断は得られないので、2か月後もう一度検査し
有意に増大していれば、そのとき診断を下そう。と、いうことになった。
実際には「コレは孤立性なのか?」という意味も含まれているはず。

脳神経外科の先生の所見では、仮に新たな転移だとしても
現在のこの大きさで症状が出ることはなく、自覚できるはずがない。と。
今回なぜ、ボクが検査を強く希望したのか、それが不思議だったようだ。
「虫の知らせ」なのかねなどとも。

なにしろタイミング的には早すぎるくらいで、転移と確定するまでに
まだまだ時間がある。治療が必要だとしたら、その時まではもっと時間がある。

ボクは、運という言葉は大嫌いなんだけど、今回も巡りあわせが良かったようだ。
どんな巡りあわせかというと、それは冒頭に書いた消化器外科の先生の
診察予定の謎なんだけど、新たな脳転移の可能性に加えて、さらに
心配なことがあるので、それを合わせて、また今度。
仕事の支度しないと。

しかしなんだ、終わりが見えないねぇ。

 

先週、がんセンタの脳神経外科を受診した。
転院して3年以上たっていて、予約は初診の扱いだった。
なので当日MRIを受けることはできず、診察と腎機能を確認するための

血液検査だけを受けた。
ピンピンしているので、おそらく腎機能には問題なく

予定通り頭部の造影MRIを来週受けることになる。

診察の中で聞いたところやはり、脳転移から3年生存して

消失・無増悪というケースは稀らしく
H先生曰く「驚異的」らしい。治療効果が驚異的なのか、しぶとさが驚異的なのか。
いずれにしても、今回の検査で異常が見つからなければ、かなり安心できるらしい。

そして、安心できる状態だった場合、転院というわけにはいかなくなる。
積極的な治療を行っていない患者を、フォローのためだけに受け入れるわけには

いかないのだそうだ。
医療設備やリソースを集約した大きな病院は、今まさに難所にある患者のためのもので
そこを乗り越えた患者は、地域の病院でケアするべきなのだそうだ。
確かにその通りだと思う。

ともかく、来週の検査の結果が全てだ。

どこまで続くか分からない暗い階段を
不自由になった脚で、手すりを伝いゆっくり降りて来ていたけれど
光の射す階上へ、引き返すことができるかもしれない。