MRIが終わると,いつもの通り30分ぐらいで,診察に呼ばれた.
脳神経外科外来
診察室に入ると,先生はあまり浮かない顔で「消えないねぇ」と.
まあ,症状が出ないかぎりは,小さな腫瘍が脳にあっても
それは放っておいてよい,ということは理解しているし,
1年近く経過して,ちっとも増大しないのだから,
去年のガンマナイフは,一定の効果があったはず.
でも「癌のことが良く解っていない以上に,脳のことは解っていない」なんて
頼りないこと言われると,こっちは,しょぼくれてしまうよなぁ.
消化器外科外来
消化器外科のN先生は,検査結果をボク自身に説明させる.
「2012年,2014年の転移巣は消退を維持していて,
2017年の側頭葉は消失,小脳の2か所は今回も不変です.
2014年の頭頂葉の治療後の壊死部分も前回と不変です」
「んーそのようだね・・・で,次はいつだって?」
12週間後にMRIの予定と伝えると,血液検査のサマリーを見ながら
「中性脂肪だいぶ落ちたね・・・γ-GTPも,いくらかいいみたいだけど・・・
んー腫瘍マーカー・・・CEAね・・・あがってきてるね」と.
覗き込むと,「8.4」・・・.確かに基準値を超えているけれど.
ボクはこれまで2回,腫瘍マーカーの高値急上昇を経験していて
一度目は,2012年のCA19-9の上昇で,半年の間に正常値から500まで上昇.
これは,CapeOX+Bmab再開で,正常値に戻った.
上昇するときは,倍々と上がっていき,あっという間だったし,下がるときも
毎月はかるたびに半減で,正常値まで,あっという間だった.
二度目は,2014年のCA19-9の上昇で,4カ月間で11→77まで上昇.
この時も,倍々で上がって,治療を開始すると半減を繰り返して,基準値へ.
二度目の治療は,Folfiri+Bmabだった.
上昇の原因は,二度とも「左肺門リンパ節転移巣の増大」だったんだけど,
治療であっけなく縮小して,いまも小さなまま.こいつが大きくなると
気管を圧迫して,ひどく咳が出るようになるので,すぐにわかる.
肺門LNと言っても,肺の外にあるので,別な病院では縦郭への転移なんて
コメントに書かれてたりしたけど,ホントはどっちなのだろう.
話を戻すと,今回のCEAの値は異常には違いないけど,これは擬陽性のようなもので
ボクはうっかり「喫煙が原因でしょう?高いといっても僅かだし」と言ってしまった・・・.
N 先生は「タバコ吸っていては,再発を見逃す可能性がある」と.
この先生は,タバコが大嫌い.
嫌なパターンに嵌ってしまった・・・.

