昨日の朝,ちー介に流動食を与えようと支度していると,どうも様子がおかしい.

押さえつけられて,注射器でドロドロを流し込まれるのを予期して隠れる.

だいぶ足取りはしっかりしているけど,動きは鈍いので捕まえて抱き上げると

体をくねらせて逃れようとする.挑戦的な声を上げる.

あまりに激しいので,どこか痛いのかと手を緩めると

スルッと抜け出して餌の器の前に.

 

食べ始めないので近づいてみると,空っぽ.

どうやら,夜のうちに食べちゃったみたい.

療法食をよそってやると,ボリボリ食いだした.

しっかり食え.

 

このままゆっくり回復できるだろうか.

もしも再び腎障害が出たら万事休す.

しっかり見守る.

 

 

昨日,勤めからかえると,ムギが玄関に飛び出してきた.駆け足で.

靴箱に飛び上がると,においをかがせろと首を伸ばしてくる.

 

前日まで食欲不振・無気力で,箱に閉じこもっていたんだけれど

今は目ヤニも鼻くそも取れて,きれいな顔してる.鼻のシュコシュコ音もない.

 

トイレを覗くと,いいウンチが2つと,ひょろ長いやる気なしのウンチ1つ.

餌を食べたあとがあるので,いいウンチはムギので,細いのはちー介だろう.

これまでのように餌の山の中央が,すり鉢状に凹んでいたので,ひょっとすると

ちー介が食べようとしたか,少しだけ食べたのかもしれない.

 

ちー介の強制給餌は,朝晩の在宅中に30分ごとに20mlを10回.

日中の留守中に,空腹を感じて食べ始めてくれれば,一安心なんだけどな.

水の減り方からすると,ちー介も水は飲んでるようだし.

 

今晩かえったときに,何事もなかったかのように

ちー介がボリボリ餌を食ってるなんてこと,起きないかな.

 

 

「あぁ今日は疲れたから,栄養つけて早めに寝るか」って言うでしょ.

これは元気な証拠.

 

ボクのがんが見つかったきっかけは,全周性の腸閉塞による疝痛発作.

へそから手を突っ込まれて,腹をかき回されているような痛さで,その後

11週間,絶飲食を続けて,ようやく腹圧が下がり手術できた.

最初は,末梢からの点滴で栄養と水分を補給していたけれど,閉塞解除の

めどが立たず,最後の4週間ほどは中心静脈栄養を受けてた.

この間に,78kgあった体重は57kgまで落ちて,手術がすんで退院したときには

どうにか55kgあるかないか.体重の30%を失った計算.

 

こうなると,どんなかというと,軽くなったはずの身体が重く,靴が重く靴下も重い.

腹はろくに減らず,夜になっても寝くならない.ようやく寝付いても,眠りは浅く

おかしな夢を見て目が覚めちゃう.

ヒトに限ったことではないと思うけど,元気でないと腹も減らないし,眠くもならない.

体力がないと,食えないし眠れないんだと思う.

 

これは,ちー介の流動食.これ1缶85gでおよそ75kcalあるらしい.

ちー介の基礎代謝熱量はおよそ250kcalで,生活活動代謝熱量を加えると

この缶を5つ食べなければいけないそうだ.

 

頑なな猫のちー介は,抱き上げただけで歯を食いしばり,流動食を与えるのも一苦労.

それでも,最初は5ml程度がやっとだったけれど,今日は一度に20ml食べてくれた.

一日5缶は無理そうだけど,激やせに歯止めをかける間に,食欲が回復してくれれば

助かるかもしれない.

 

でも,無理やり食餌や水を与えることで,かえって苦しみを長引かせているのではないか.

こういったことは,ボクの自己満足のための我が儘なんじゃないか.

 

食餌に全く興味を示さず,やおらむくっと起き上がって,おぼつかない足取りで

よたよた歩きまわる姿を見ると,死ぬ場所を探しているのではないかと感じる.

 

ホントはどうなんだ

ちー介

 

 

このところ大分涼しくなって,日中でも30℃を切る時間帯がある.

ホントなら自転車で走り回りたいんだけど,脳外の先生に

「運動は避けるように」と言われているので,踏み出せないで過ごしてる.

実際のところ,医師が心配しているのは,人目のない場所で,もしも

痙攣発作でも起こしたら,そのまま死んでしまうからで,脳出血だとか

そんな理由ではない.そもそも高負荷の運動中の血圧は低い.

 

他にも出かけない理由はあって,せっかく退院したちー介が

体力を回復するどころか,ウイルス性上気道炎(FVR)を合併してしまい

食餌も給水も不足して,入院前から,ただでさえ痩せていたのに

ついに鶏ガラのようになってしまったから.

 

ちー介の病状は回復傾向で,いちおう肺炎までは進展せず

強制給餌・強制給水で,なんとか現状維持をしてる.

 

加えて,FVRはムギにも伝染したようで,こちらも食欲不振.

やはり,屋内飼育でもワクチン接種は必要なんだな.

でも,今回の感染経路は,

動物病院(ちー介入院)→ムギだと思うんだよね.

獣医師は否定的だけどね.

 

涼しくなったせいで,ボクも風邪気味.

睡眠と栄養の不足もあるだろうけど.

我が家では3匹が鼻をシューコーシューコいわせてる.

こんな状態で,暑さが戻ってきたら辛そう.

ボクだけでも復調を急がねば.

 

 

4年前の今日,ボクの愛犬のボニーさんが死んだ.

事故で死んだため,あまりに唐突で,だいぶ長いこと沈んだけど

今は,楽しかったことしか思い出さない.

当時ボクは,2回目の脳転移が確認されたばかりで

脳の転移巣については,放射線治療で,全身については

Folfiri+Bmabで延命を図り,効果が出ても出なくとも

「早いうちに,緩和の検討を始めたほうがいいかもしれない」と

内科医に告げられていた.

地元の総合病院に転医しようと決めたのも,あのころ.

 

治療の効果は,内科医の予後の予測とは違い

放射線治療の効果はすぐに表れ,脳の腫瘍は目に見えて縮小し

再発した胸の転移も,消退した.

 

ボクには信仰がなく,根からの不信心者で,

あまり普通でない死生観を持っているんだけど

そういった考えに確信を得たのも,あのころ.

 

 

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