「あぁ今日は疲れたから,栄養つけて早めに寝るか」って言うでしょ.
これは元気な証拠.
ボクのがんが見つかったきっかけは,全周性の腸閉塞による疝痛発作.
へそから手を突っ込まれて,腹をかき回されているような痛さで,その後
11週間,絶飲食を続けて,ようやく腹圧が下がり手術できた.
最初は,末梢からの点滴で栄養と水分を補給していたけれど,閉塞解除の
めどが立たず,最後の4週間ほどは中心静脈栄養を受けてた.
この間に,78kgあった体重は57kgまで落ちて,手術がすんで退院したときには
どうにか55kgあるかないか.体重の30%を失った計算.
こうなると,どんなかというと,軽くなったはずの身体が重く,靴が重く靴下も重い.
腹はろくに減らず,夜になっても寝くならない.ようやく寝付いても,眠りは浅く
おかしな夢を見て目が覚めちゃう.
ヒトに限ったことではないと思うけど,元気でないと腹も減らないし,眠くもならない.
体力がないと,食えないし眠れないんだと思う.

これは,ちー介の流動食.これ1缶85gでおよそ75kcalあるらしい.
ちー介の基礎代謝熱量はおよそ250kcalで,生活活動代謝熱量を加えると
この缶を5つ食べなければいけないそうだ.
頑なな猫のちー介は,抱き上げただけで歯を食いしばり,流動食を与えるのも一苦労.
それでも,最初は5ml程度がやっとだったけれど,今日は一度に20ml食べてくれた.
一日5缶は無理そうだけど,激やせに歯止めをかける間に,食欲が回復してくれれば
助かるかもしれない.
でも,無理やり食餌や水を与えることで,かえって苦しみを長引かせているのではないか.
こういったことは,ボクの自己満足のための我が儘なんじゃないか.
食餌に全く興味を示さず,やおらむくっと起き上がって,おぼつかない足取りで
よたよた歩きまわる姿を見ると,死ぬ場所を探しているのではないかと感じる.
ホントはどうなんだ
ちー介