先日の診察では,近いうちに禁煙を試みることと
11月の上部・下部消化管の内視鏡検査を約束することになって
今でもだいぶ気分が重いんだけれど,まだほかにもあって
一通り話も済んだころ
N先生から「ほかに気になることはある?」と言われたので
バイオマーカの話を聞かせてもらった.抗p53抗体の話.
ボクの記憶では,この抗体検査の結果を見たのは,2回くらいで
いずれも,2012年で胸の再発のときと,脳転移の分かったとき.
てっきりそれ以来,計っていないものだと考えていて
「p53の検査についてなんですが・・・」と言いかけると
N先生は「あぁ,ずっと推移は見ているんだけどね・・・」と,これまでの
トレンドを画面で見せてくれた.ここ1年の推移は,10~11U/mLと異常値を示していた.
「ずっと検査しているけど,あなたに請求は,いっていないはずだけどな」と.
どういう仕組みで無償で検査できるのか,教えてくれなかったけど,
そういった予算のようなものが,あるみたいだ.
そういえば,ずっと前の遺伝子検査のときも費用について質問したら
「心配しないでよい」と言われて,確かに請求されなかった.
血清抗p53抗体というのは,大腸がんを含む,いくつかのがんで
陽性を示すことのある抗体で,初発時にも鋭敏に反応することがあるため
早期のがんを発見するためには,有効かもしれないと考えられていて
逆に,進行がんまで進展している場合は,指標としては使いにくいらしい.
理由は,癌抑制遺伝子(TP53)そのものが変異してしまった場合,半減期が
とても長くなることだと.ただ,解っていないことも多いのだと.
ちなみに基準値は1.3U/mL
ボクはここ数年ずっと異常値を示していて,いまもやはり異常.
まあ頭には腫瘍が残っているのだから,当然と言えば当然だけど
なんだか,ずっと内緒にされていたようで,気持ちが悪い.
もっと気持ち悪いのは
「いつまたワッと転移が広がるかわからないよ」と内科的治療を
医師が勧める理由が,画像上はクリアであっても,そこそこ活発な
癌細胞が身体のどこか,あるいは身体中にいるということだった.
んー図らずも再確認してしまった.
内科的に治療しないと決めた以上,これまで通り,検査を続けて,
再発をできるだけ早く見つける以外に,出来ることは無い.
でも良く解っていないことで気をもんでも,仕方ないんだ.

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