皆さま.


Clydeは11月2日19時15分,十余年の闘病生活を終えました.

数々のご支援,ご声援を賜りましたこと,平に感謝申し上げます.


本人のプライバシーを考慮し,遺された端末を必要以上に詮索するつもりはありませんでした.

しかし,多年に亘って伯父の精神的支柱となってくださった皆さまの存在を知り,

結末のご報告とご厚意への感謝は義務と考え,拙筆ながら最後のブログ更新をいたしました.


余計なことを書いてしまうと伯父に怒られてしまいますから委細は割愛いたしますが,

皆さまのお心遣いは,きっと皆さまが想像する以上に伯父の助けとなっていたことと考えております.


また,1週間後には全ての端末に於いて当アカウントからはログアウトいたします.

従って,頂戴したお祈りのお言葉などのコメント全てにお返事を差し上げることは叶いませんことご容赦ください.

伯父について必要なご連絡等ございましたら,

その旨を備えた上でコメントを頂ますようお願いいたします.




本当に有難う御座いました.

心より感謝申し上げます.


晴天へ昇る伯父を見送りつつ.

8月3日21時ころ、がんセンタに搬入されて、およそ2週間入院加療。

といっても、入院時が最も重症で8日の週からは、治療というより療養が主で

ひたすらのんびりしてきた。

 

だけどそれも、もうおしまい。

16日の火曜日に退院することになった。在宅療法用の機器手配や事務手続きや、

おり悪く、スマフォが壊れたりしたものだから、やることだらけ。

ムギのことでは、迎えに伺わなければだし。

 

一週間ぶりの写真。

右肺に広がっていた、すりガラス様の白いのはきれいに消えて

ほぼ健全なんだろう。左の心臓の周りから下の部分はしかたない。

そこにもう肺はない。

 

 

今回の入院にあたって、これはちょっとナーシングのスタッフさんの

お知り合いでもあるので、あまり詳しくはアレなんだけれども、猫の「むぎさん」

を預かっていただいている。大変助かっている。先の見えない入院をするうえで、生き物の心配をしないで済むのは、大変にありがたいことだ。

ありがとうございます。

 

 

 

もうすぐ退院するよ。

 

 

 

 

 

 

7月31日未明、出血。左肺野の循環と換気の間に交通が生じてしまったのか

単純に無気肺部分から出血が生じているのかは、不明。徐々に肺が十分に膨らまなくなっている。安静時のSPO2は90%ほどで、「在宅酸素投与」などとのんびりしていなければ、どうにかなる。「バックベッドの利用」というかたちで、非常に都合よく利用させていただく。少し肩身が狭い。

 

↓は8月3日23時ころのCT画像で、入院後初めてのものだ。

症状:発熱と呼吸障害・・・ん-んー、まあともかく新型コロナ抗原検査陰性で

※書き忘れw新病変は右肺全体です・・・

 

 

この当時は、高濃度酸素投与毎分10リットル。

ステロイドを使うか、悩んでいたようだったけど、回復のほうが早く

翌々日には、オキシマイザ7リットル投与に変更になった。

 

おそらく、週末にもう一度単純CTをとって左上部と右側が健全なら

退院かな。タブン。退院時には、もう一度、在宅でどこまでやるのか

答えを出しておく必要があるのではないかな。

 

 

 

また更新に、だいぶ時間が空きましたが現況を書いておきます。

 

心臓に関しては、これまで発作と呼んでいた症状が、日常的な継続した症状になり

薬の効いている時間帯だけ、苦しくなく痛くなく過ごせるような状況です。

少し前まで、薬の強さと症状の強さにつり合いがとれていなくて、薬を使うと

症状に加えて副作用で苦しむことが多かったのが、やはり進行につれて症状も強まり

ここ4週間ほどは、よいバランスで過ごせています。

 

腕や肩の痛みに関しては、麻薬がよく効いていて、あの独特の痛みは感じずに過ごせています。

緩やかな運動でも痛みが来ることもあるので、そういったときはNSAIDsの膏薬を貼るなどしていますが

そんなときでも、横になってさえいれば、ほぼ無痛で過ごせています。

 

早いもので、原発の手術以来、もう丸13年が過ぎます。

去年の11月頃の状態では、去年の年内、あるいは、ボクは1月生まれなのだけど

今年の誕生日までもつかな?といった感じだったのだけど、在宅医療に切り替えて

この6か月ほど、少しだけ安定した状態が続いています。

 

いつ、どんな形で終わるのかわからないけれど、もうボチボチかなといった雰囲気。

疲れたな。