承前

2021年8月28日、TOKYO2020 パラリンピックへ向けての旅が始まった!
競技の二日前、フィールドキャストの顔合わせ的一日が終わる。
競技前日、フィールドキャストの当番ではないので、自転車で忍野八海、三国峠など徘徊。
ロードレースの初日は、若干の混乱を含みながらも終える。
競技二日目、エントラントの能力差が大きく、競技終了が想定を大幅に遅くなり、その理由と説明を周辺企業へどのように説明するかざわめくスタッフ。
それでも日は暮れ、真夏の大冒険初の宿泊施設で就寝。

2021年9月2日 木曜日

朝食、ローソンの鯖寿司。0644

なんだかビジュアルが微妙ですね。

宿の共同洗面所、合わせ鏡を写真に撮ってみた。0718

合わせ鏡になにか写ると怖いよね。

0814 民宿マルヤマ発
0827 富士スピードウェイ着

駐車場からピットビルまでの移動に使っているアスファルトの通路、そこを埋め尽くしていた真夏の暑さに炙られたみみずの干物も随分と数が減ったものだ。
当初は避けて歩くことが不可能なほどの干しみみずも、豪雨に流されたりしたのだろう。

持ち場に入る。
競技三日目ともなると各部署のオペレーションもこなれたもので、順調にスケジュールが消化されて行く。

ハンドサイクルや三輪自転車の競技が進行していくが、日本人の参加がない。
それはつまり練習環境がないということで、この国の自転車競技文化に気持ちが沈む。
どちらの競技車両も、それぞれの事情で公道での練習は不可能、陸上競技の車椅子ならば競技場のトラックで練習もできるだろうがが、自転車と括られるとそれも不可能と思われ、走行できるのはサイクルスポーツセンターのような極めて限られた場所と思われる。
ハンドサイクルに該当する日本人の層は、陸上の車椅子競技に流れて行くのですかね。
みなさん、選んだ競技に打ち込んでいただきたい。

昼の弁当。1242

オリンピックの華やかな昼休みを思い出す。

弁当の写真は明るさ補正されているからわかりにくいが、実際にはかなり荒れた天気。1244

大雨も降っているものだから、ピットロードの終わり(本来の入り口側)のコーナーで転倒続出、急遽水かき班が出動していた。

この日は、大量落車以外に大きなトラブルもなく全体が進行、競技を終えた選手たちの荷物をトラックに積み込んでいる。1731


18時頃に富士スピードウェイを離れ、1812に民宿到着。
ローソンへ夕食と朝食と酒の調達。

宿って快適ですね、車中泊とは環境が違い過ぎてむしろ落ち着かない、なんてな。

そしてもう少しだけ旅は続くのです。