HASHTAG HOUSEを無料3話を観た感想をまとめてみました。

 

きっかけは、YouTubeで好きな2名が、以下動画で対談したことです。

 

 ・小学館編集者 千代田さん(代表作『チ。』)

 ・株式会社yutori代表 片石さん

 

 

そこで、ABEMATVで公開されている『HASHTAG HOUSE』というものをかなり勧められていたので、この機会に観てみました。

 

 

◆前提

・アラフォー♂

・恋愛系は、あいのり、テラスハウス、恋んトスは一通り観てます

・今回の登場人物は、誰も知らず

・以降、敬称略

 

 

なお、Abema会員でないため、無料3話分のみ観た感想です。

 

 

演者たちについて

男女10人が一つの家でミッションをクリアしていき、最後の一人まで残れば願い事が叶えられるかもしれないというデスゲーム的要素のリアリティ・ショーです。

 

まず、登場人物は誰も知りませんでした。どなたもYouTube・Instagram・TikTokの合計登録者数が30万人以上はいるので、20代を中心に有名人なのだろうと思ってみていました。

 

個人的には、ふかわ。推しです。

独特の空気感をもち、口数少ないながらも的確にはっきりと言っているイメージが強かったです。6日めは、彼の情熱を感じました。ジョージへの返答、ヒカル動画編集時に。

ただ、優勝したら1000万円ってのが微妙ではありますね。そういう個性かもしれないですが。

 

ロイは、意外性は低かったです。みんな個性的とみていたようですが、kemioとryuchellに似てるなとは常々感じていました(他人との比較はイマイチとは思いつつ)。ただ、彼のだすアイデアは奇抜なものが多く、特に大阪で歩く際の”手錠をかける”アイデアにはしびれました。あれは天才ですね。

 

ゆうぴーまんは、YouTubeチームになって、誰よりも動画編集を頑張っていたので、どうにか報われてほしいなと思います。努力家です。しかも、大阪へ行くアイデアは妙案すぎました。5日目でなく、初日・2日目に大阪へ行っていれば、実はもっとバズってたかもしれなかったですね。

 

※ちなみに、なんで男6人女4人なんだとは思いました。半々が良かった・・

 

女性側は、かとゆりが常時すごすぎます。発言もたくさんするし、それが採用されまくるし、とにかく行動力と決断力がずば抜けています。ヒカルから「上智」って呼ばれてたのもなんか愛されてるなって感じました。

 

 

番組構成について

 

舞台は、淡路島のようです。「miele」というレストランは淡路島にありました。きれいな海、大きな家はやはり東京ではなかったのですね。

 

視聴者は、演者を一人も知らない人も多いのではないでしょうか。かくいうわたしがそうですが、そうなると、話が始まる前にもう少し演者の紹介を入れてほしかったなと思います。

 

参考になるのがテラスハウスではないでしょうか。あれは一人ひとり、最初にかなりの文量をしゃべるので、人となりや仕事などがいろいろわかったものです。

 

また、その手がかりとなるような、ウィッシュリストは最初に書かせて発表してほしかったです。リストということで複数選択肢を与えてる点はイマイチですが、特に目標なくミッションに挑んでるように見えました。

 

あと、Wi-Fiが遅い問題や、TikTokアカウント制限は致命的ではないでしょうか。サイバーエージェントとも大企業でもすぐ対処できなかったのか?と疑問に思う箇所も多かったです。

 

 

物語のあれこれ

 

まず、YouTubeチームは、編集する人に偏りができてしまってたなと思ってました。ほとんどゆうぴーまんがやってたようには見えました。

長尺動画の編集を自分でしない人が集まったのかな?と思いつつ、Shortsの量産は手分けしてできたはずなので、ここはもったいないところです。

 

5日目の博打である大阪遠征は、チームを半分にすればよかったのに、とは思います。それぞれにファンが違うということで全員で参戦してしまいましたが、それが仇となって動画の数を作れず、登録者も伸びずだったので難しいところです。

あと、登録してもらうだけでなくて、リツイートや拡散も含めてから写真撮影などしないと、それも広がらないなと。

 

実は2~4日目は伸びが鈍化してたことに気づけば、もっと死ぬ気でやったのかとも思います。伸び率が圧倒的に悪かったですね。指数関数に増やすべきところを、逆に鈍化した時点で方針を変えるべきでした。

 

ただ、全体を見ると、SNSの違いもあるし、登録者を伸ばす戦略の違いもあるし、なところがみんな違ってよかったです。

特に感じた点は、撮った作品を世に出す(公開する)までやり切る人とそうでない人がいたようにも感じました。そこは動画か静止画か、動画作成を普段しているか、などの特性が出てるのかなと思いつつ、自分でできることが多い人はかなり活躍していたように見えました。なんとなく、ディレクション(会話内での方針出し)や動画編集の点ではかなり個人差がありました。

 

3話にでたヒカルは、まじでさすがでした。言ってることが的確すぎました。あと、同席していた令和の虎に出演されている林さんと青笹さんも奇想天外アイデアがやはり稀代の天才たちだなと感じます。

 

ケンカとかした?
そういう”リアル”を見たい、仲良しこよしを見たいわけじゃない
視聴者の気持ちにならないと。
覚悟が甘い。

 

あと、LIVEは特に、みんな一人ずつ撮ってたのはなんでだろ、2人ずつとか、YouTubeで垂れ流しとかいろいろあるはずなのに。一緒に住んでる利点を活かせてはないなというのが率直な感想です。

また、合宿のようなちょっと和気あいあいしすぎたのも良くないです、この先にだれかが脱落する鬼気迫る感じが見えませんでした。

 

SNSでの戦いなのに、フォローを渋る人が多いってのも意外でした。別に登録解除も簡単なのになんででしょうか。

 

 

さいごに

 

意外に、おっさんが見たほうが面白いかも。演者全員知らない状態でも、SNSを特に触っていなくとも、かなり面白い。

特に、SNSが3種類も登場すること、SNSのバズらせ方が検討もつかないところ、がそう思わせると思う。

 

これはSNS戦国時代だなとも感じ、新しい時代を見れた気がしました。

 

ただ、登録者の重なりがかなりあるだろうけど、全体登録者数の1%を登録することに苦戦するのはちょっとイマイチだなと思います。ここについては、ジョージが常に言っていた「で結局みんなで何したいの?」という点か、ヒカルの「覚悟を見せる」という点に振り切れなかった結果かもしれません。

 

この記事で名前が挙がってない人は、そもそも印象が薄くて覚えてないです。他が集まると、実は個性がみえるなと感じました。