こんばんは
子育てコーチの石谷二美枝です
昔勤めていた幼稚園がカトリック系だったので
12月にはXmasの発表会があったため
一年で一番大忙しの月でした。
年長さんは
イエス様の劇と決まっていて
結構本格的な劇をしていました。
子どもたちの表舞台の裏で
先生たちは小道具や大道具、
衣装の製作とめちゃめちゃ忙しかったのです。
(うちの幼稚園は保護者には作ってもらわず…全部先生がつくっていたのです)
こういう苦労を知っているものとしては
娘たちの幼稚園や小学校の発表会などで
先生たちのご苦労を思うと
あーだこーだと文句を言うのは忍びなく
心の中で「先生ありがと」って思っていました。
でも一度だけ
イラ!っときた事がありました。
長女の年長さんの発表会での出来事
発表会当日
娘は劇の音楽を担当するという役回りで
舞台の下でウッドブロックを手に持って椅子に座ってスタンバイをしていました。
舞台の上では
同じ楽器を持った子が演技をするという構成でした。
ところが
舞台に上がった子が楽器を持って行くのを忘れたまま
劇が始まってしまいました・・・・・
それを見た園長先生が娘の手からウッドブロックを奪い取って
舞台の子に渡しだではありませんか
娘は何が起こったのか分からないといったキョトンとした顔をして
劇の最後まで楽器を奏でることなく終わってしまったということがありました。
その一部始終はビデオに残っているので
これを見るたび
先生から謝罪が無かったことに胸がモヤモヤすることがあります。
先生にとっては
舞台をちゃんとやりたいと思った上の行動だったとは思いますが
親としては
娘が楽器を弾いて頑張っている姿をちゃんと見たかったと思うのであります。
ただ救いとして
娘はこの一件についてただの一度も不平不満を言ったことがありません。
むしろ
舞台の上で無事に劇が続いたことを喜んでいるような
優しい一面を見せてくれました。
5歳なのに
落ち着いていて良い子だな~と思います。ちょっと自慢です。
この季節になると
胸がキュンとなる思い出の一つです。
**今日のしつもん**
子どもの方が立派だな~と思うことは何ですか?