A.R.E!! | Yoshi's blog"Swing the Rod and Stick"

Yoshi's blog"Swing the Rod and Stick"

Drumと釣りが好き。
それは自分の生きた証。

どーも!めちゃくちゃ久しぶりの登場、Yossi-です。

大変ご無沙汰しております。

最近日常生活に大きな変化があった事もあり、なかなか手が回りませんでした。


久しぶりに書くと思いきや、今回の記事は音楽の話でも釣りの話でもありません。


今回はついにアレしたって事で、ひたすらに喜びを書き殴り私の愛を込めた記事にしたいと思います。


いや、もう「アレ」なんて言い回しせんでええな。おーん。






阪神タイガース 優勝!











① Yossi-の阪神ファン歴について

僕は大阪生まれ大阪育ちです。虎党となった理由は早い話が家族の影響、実の親よりも祖父の影響が強いです。祖父に抱き抱えられながら30年ほど前の幼少期からファンファーレが変わってない「サンテレビボックス席」を観てましたし(あれを聞くとその頃の事を思い出す)、一度祖父に試合を観に阪神甲子園球場に連れて行って貰った事もあります。(この時の相手は大洋ホエールズ。現在横浜DeNAベイスターズです。)

しかしそこから90年代の阪神は弱かった(俗に言う暗黒時代だった)事もあり僕が野球にはほとんど興味もなくなり、むしろ当時は夜7時代に地上波で野球が現代よりも中継されていて、好きなテレビ番組が観れなくて「また野球かよ…」って思ってる少年時代でした。

そんな阪神タイガースですが2003年、私が高二の時に18年ぶりの優勝を果たしました。

2年後の2005年も優勝し、やったね!って思ってましたが自分は全然試合観てないし、あー強いんや…ぐらいにしか考えておらず阪神ファンでもなかったです。むしろ2005年に関しては道頓堀エリアでアルバイトをしていた事もあり、優勝の日はバイト先の休憩室でラジオを聴きながら警戒体制を敷いてました(笑)

が、次の年2006年。当時は夜アルバイトかバンドだったので阪神の試合はほとんど観る事もなかったんですが、ある日たまたま家にいた日にプロ野球オールスターが放送されていて、何気なくそれを観ていた時。


 

阪神ファン、野球ファンの間でも有名なこのシーン。パリーグの強打者相手に藤川球児さんの全球ストレート予告で三振を奪ったこのシーンに震え、それから自分の意思で阪神を応援するようになりました。元々僕に流れていた阪神ファンのDNAがこの時開眼したと勝手に思っております。


(詳しくは「プロ野球オールスター2006」で検索して頂くと関連ページに辿り着くと思います)


そして僕は2006年後半戦から阪神タイガースの試合を観れる時は観るようになりました。






② だが、その道のりは長かった…

結局応援し出した2006年は、オールスター明けから阪神が失速して中日ドラゴンズが独走し(※)、最終盤は阪神が盛り返して凄く面白くなりましたが最終的には中日ドラゴンズの優勝となりました。

(この年の阪神は対中日戦7勝14敗、更にナゴヤドームに関しては1勝10敗と散々でした)

翌年2007年は序盤に勝てませんでしたが中盤から盛り返し、終盤10連勝で一時首位に立つもその後に8連敗して3位で終了。免許の合宿に行ってた時期なのでめっちゃ覚えてます。



そして2008年、我々のトラウマ…
開幕から首位を独走し7月に優勝マジックを点灯させ誰もが優勝は間違いないと思っていたのに最大13ゲーム差を読売ジャイアンツに捲られた「Vやねん」があり…



(ちょっと雲行き怪しくなって来たタイミングでフライングでこんなの出すから…優勝目前号となっているようにこの段階では決まっていませんでした)


その他の年も優勝争いに一時絡むも「そこで勝ってたら…」の試合に負けてそのまま失速した年が多い印象で、脅威のチーム打率.290を叩き出していたのに悪夢のような現実がそこには待っていた2010年(※)、助っ人外国人選手4人が個人タイトルを取りながらペナントは2位で終わり、何かの間違いでクライマックスシリーズを全勝で勝ち抜き日本シリーズまで出場するも、守備妨害で終戦した2014年もありました。

(行くな!行くな!超えるな!が有名です)

そもそも優勝争いも出来なかった年も確かにありましたが(※)、近年では「あかん優勝してまう」とか誰かが言い出したせいでゲーム差0で東京ヤクルトスワローズに勝率差で負けた2021年が記憶に新しいです。弱い事はないんだけど何故か肝心なとこで勝てない、そんな18年間だったと思います。

(阪神が最後に優勝した2005年からこの18年間で2位の年は06.08.10.13.14.17.20.21の8回、3位の年は07,15.19.22の4回。実は半分以上がAクラスでありました)





③ そしてついに…

監督が岡田彰布監督の再登板となった今年2023年。
今年は開幕2戦目の生観戦に行く事が出来て、現地で見た感想は「今までと何かが違う」って感じました。
そうしたら5月に19勝5敗とぶっ壊れた快進撃があり、しかしその反動か失速した6月は8勝14敗…

6月は今年も怪しいか…と思いながらも、そこから大崩れはしない、気付いたら勝ってる試合があり、あまり失速している雰囲気がないし焦ってる雰囲気もない。そりゃ一つでも多く勝った方が観てる側は安心しますが、やっぱり今までとは何かが違う…っていうのは素人目に感じていました。

 
そしたら8月に18勝7敗、9月もここまでとまたぶっ壊れたペースで勝ち始め、2位以下を大きく引き離しての独走ペースになっていました。特に先週の8〜10日の現在2位の広島東洋カープ戦(甲子園)はまさかの三連勝で完全に決めた形になり、優勝を決めた今日9/14まで11連勝(現在も継続中)という今までの常識で考えたら天変地異が起こってるペースで勝ち進んで来ました。

余談ですが私は阪神の次に広島が好きなので、この2球団の優勝争いが観れるのが嬉しくて仕方ない1年でした。不本意ながら広島の対戦相手を応援していた試合もありましたが、基本的には阪神戦で暴れるなと思いながら観てました。


 
だが、我々は悪夢を忘れていない。

優勝間違い無しと言われて最終的に何度泣いたか。


今年も5月の時は「まぁまぁ」と落ち着いてました。(本当はめっちゃ期待してましたけど…)


だが今年は本当に違った。

紛れもなく、金本知憲前監督、矢野燿大前監督時代にドラフトで獲得した選手、その最中に頑張った選手達が開花しました。

この数年間の阪神は勝てないながらに、沢山のワクワク感をもたらしてくれてました。

世代交代が上手くいかず低迷した時期もありましたが、今となってはスタメン選手の殆どが生え抜き選手、ドラフト1位指名の野手が4人もスタメンに並んでいます。

そして圧倒的投手力。これが強さの真髄でしょう。

もはやこれからの阪神タイガースの歴史を大きく塗り替えられるであろうポテンシャルを秘めた現在。今の阪神はマジで強いと思う。これでまだ発展途上ってのが恐ろしい。


そして素人目ながらに「野球の見方」が変わった年でもありました。

プロ対プロの試合。選手たちの能力や実力はどのチームもそんなに大きくは変わらないのではないかと最近思います。

しかし「戦術」次第でこうにも変わるのかと。

僕のような素人は基本的に「結果」しか見ませんが、「過程」の話を解説者の方から聞いてると凄く深いし、ほんの少しの事だけで全然変わるんやな…と思いました。



では…まだまだポストシーズンもありますが、阪神タイガースに関わっている全ての皆様、本当にありがとうございました!!



ファンになって初めての優勝は本当に格別!

 
もうセリーグ制覇だけでも本当に十分ですが、生きている間にどうしても観たいシーンがあります。

それは歴史上一度しかなく前回達成時も僕がまだ産まれていない時代。


日本一を掴んで貰いたい。

その時まで応援し続けます!

全国の阪神ファンの皆様、まずは1年間応援お疲れ様でした!