愛するレジェンド、フィッシングトゥバッシング。 | Yoshi's blog"Swing the Rod and Stick"

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Drumと釣りが好き。
それは自分の生きた証。

どもー。まだわりと真面目に釣り自粛中なYossi-です。釣り行きたいな(笑)

って事で、またまた今日も前回に引き続き釣り駄文。

バス釣りのプロって僕は凄えなって思う人が沢山います。
Youtuberでも凄えなって思う人もいます。


ただ、憧れ(上手い人)と現実(自分)は違って、釣り方がカッコイイな…凄えな…って思う人がいても自分に合うか否かはまた別問題。

その中でも、今の自分はここや!と思っている人が1人います。

実は基本的に、自分の釣り方はこの人の考え方を1番参考にしています。
では書いていきます。今日は僕が愛してやまない下野正希プロへの愛を語るだけの記事です。




良かったら最後までよろしくどーぞです。



まず下野さんってどんな人なんですか?



簡単に言うと「琵琶湖バスフィッシングガイド第1号」の方。お仕事として琵琶湖ガイドを1番初めに起こされたのが下野さんです。更にはアメリカトーナメントにも出場されていました。

そしてこれは最近まで知らなかったんですが、ベイトリールの左巻きが普及したのは下野さんの影響が大きかったとも聞きました。とにかく日本でのバス釣りに関しては多大なる貢献をされた方です。





以下、Wikipediaより抜粋

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日本のブラックバス釣りトーナメント創成期から活躍しており、いち早くアメリカの大会にも参戦しており、日本人では初めて、アメリカのB.A.S.S.のメガバックストーナメント入賞を果たした。

釣りは様々なジャンルに精通しており、子供の頃から様々な釣りを経験してきている。バス釣りに入れ込む前は雑誌に渓流釣りの記事を執筆したり鱒の管理池を経営したりしていた。


毎年様々な釣り方が考案されている中、バス釣りの基本は同じだから毎年同じ季節に同じ事をするというのがモットーであり、釣りを始めたばかりの人が基本をわかるように、また、数年後も同じように釣れている所を見せることによって釣りの肝を伝えている。


「フィッシングショーに来る暇があるなら釣りに行け」等、実際に水辺に出て釣りをする大切さを度々口にしている。また、高価な釣り具はプロのようなシビアな釣りには必要だが普通に釣りをする分には必要がない等、初心者に対してとにかく釣りをするよう伝えている。

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バス釣りに限らず渓流、海、ヘラ、モロコ…等幅広く釣りをされています。特に「フィッシングショーに来る暇があるなら釣りに行け」は有名。僕はこれをかなり真に受けてる側の人間で、フィッシングショーの日に天気が(釣りに)良い感じなら「今日行ったら釣れるんちゃうん?」ってかなり思ってます。



それはまぁとにかく、一言で語るのは不可能クラスのレジェンドです。今回の記事も氷山の一角しか語れていないと思います。




吾輩の下野さん絡みの所有品。


ピッチンスティックとゲーリー。




下野流ダウンショットフック。



ゲーリーは無理矢理感が強いけど、ブログでよく名前が出てくるので(笑)ピッチンスティックは最近もしかしたら所有タックルの中でもしかしたら戦力になるかもと考えて仕入れたばかりで、時を同じくして釣り自粛になったので使えてません。


もうゲーリーの事はええやろうから喋りませんが、下野流ダウンショットフックはこの中では僕は結構推しグッズ。誰がリグっても簡単にダウンショットがリグれますし、シンカー側のラインに拾った捨てラインを使う方も先日拝見しました。そのやり方にいいね×30です。

だが、欲を言えばマスバリで#8が欲しい。  

ちなみにFCスナイパーAZAYAKAは使ってません。サンラ○ンさんすいません。




もはやルアーの解説になってないPV。


現在、下野さんが「ルアーのPV」で出てるのはこの2つだろうか。


EG EXTREME vol.7



EG EXTREME vol.16


エバーグリーンのPV。上にも載せたピッチンスティックとフットボールジグ。

まぁ、僕が観ての感想ですが、この2つは販促動画でもあると思いますが、もはやルアーの解説動画では無い(笑)


だけどこれは凄く良い意味で。ルアーの性能なんかよりももっと大切な事を喋ってくれてます。実を言うと、僕のブログ読者様は察してるかと思いますが僕の最近の釣り方は琵琶湖のヘビキャロ、淀川のワンドや温排水ならダウンショット、チヌでのテキサス等ボトムの釣りに重きを置いてます。その釣り方ではこの動画で喋って下さっている事を真似たりしていますし、真似てから言い過ぎではなく魚増えてる気がします。

特によく聞いて欲しいのがこの解説。

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※ルアーを動かしてるのは「アクションで魚を誘う」とか思ったらダメ。場所変えてるだけ。
(vol.7 5:15〜あたりから)
ぶっちゃけ僕の釣り方こんなもんです。引いて止めてるだけ。必殺アクションなんて持ってません。



※琵琶湖で1番大事な事は1匹釣ったら絶対結び変える。
(Vol.7 11:04〜あたりから)



※フットボールジグの使い方は単純です。ただ投げたらいいんですよ。
(Vol.16 9:50〜あたりから)
↑↑
腹筋壊れました。



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半分ネタ要素も入れましたが、僕もよく言う事が一つ入ってます。自分がそれを言うのは思いっきり下野さんの影響です。前の記事でも言ったな。ここテスト出ますよ。



デカい魚を釣りたかったらラインをマメに結び変えよう。



本当に言い過ぎではなくて、この動画、特にVol.7は僕のバス釣りに対する考えを変えたと言ってもいい。1度では気付けなくても、また今度見たら見方が変わるかも知れない。


何が好きって難しい釣り方を教えない。ただそれに尽きる。


今のバス釣りは難しい。そもそも魚の絶対量に対して釣り人が多いし、日本国内でこれだけ釣り方を研究されて1年中狙われている魚は間違いなくバスだと思う。きっと自分が釣ってきた魚も1度も釣られた事がない魚の方が珍しいと思います。


だからなかなか釣れないし、釣れてもなかなか入れ食いにはならないし(小バスは除く)、いても魚がシビアで口を使ってくれない事はザラにあります。そんな中でも上手い人は「自分の魚」を釣って来ます。僕も何度か上手いなって思う人と一緒に釣りをした事もありますが「僕には釣れない魚」を釣ってるんだなぁ…って思う事も沢山ありました。


競争してたとかじゃないけど、人と一緒に行くと釣り負けたなぁ…って思った事の方が圧倒的に僕は多いので、自分なりに「釣りが上手い人とは何ぞや」を考えた事は何度もあります。


そこで自分が導きだしたのは 


「難しいルアーを使いこなせて適材適所で出せる人」と「再現性の高い釣り方を持っている人」だと思いました。
 


難しいルアー…沢山あります。僕にとってはビッグベイトなどの重量級ルアーやジャークベイト、ミドストあたりが特に自分の腕が足りなくて下手だって思っている釣り方です。


下野さんは後者のタイプだと思う。再現性の高い釣り方で、それも凄くシンプルな考え。


「毎年、同じ季節に同じ場所で同じ釣り方で釣れる」


とはいえ、毎年、毎日、同じ量の魚は動かない。多い時もあれば少ない時もあるし、プレッシャーなどの他の要因もあるから勿論同じだけの魚が自分に釣れるか、っていうのはまた別の話で釣果は出たり出なかったり。でも基本はここです。



バス釣りは、いつ何処で釣りをするか。これが基本だと思っています。



その前提をクリアしてその次に「より釣れる、より釣りやすい釣り方(ルアー)」「魚の多い少ない」があるだけで。


またそれに最近、ダウザー俺達こと秦拓馬プロの生配信を見て聞いたんですが、その中で秦プロが仰っていた事が衝撃的だった。

!!ってなりましたよ。


「初心者はトーナメンターの釣りを観たらいい」


それが何故かっていうとデカい魚に的を絞る、っていう難しい釣りをやってないから。そう。あの憧れの重量級ルアーとかは凄く難しい釣りで、あくまで魚を釣る事だけを考えた場合は出しどころで出さないと釣れない釣りです。


ただ、トーナメントは釣らないといけない場面。たとえ小さくてもキーパーサイズは絶対に必要です。とにかく釣りたい人はこういう釣りを観るべき…その考え方は無かった!と衝撃を受けました。


あ、そうそう。今出てる下野さんの映像(Youtube)はトーナメント率高めです。


それに、GPSも積んでない、天気悪くて視界が悪いのに、山立てだけでピンに浮くとかどういうことよ(笑)この辺の事はボートに乗っていない僕には話せる範疇を超えているし、もはや異次元の領域でしかないのでもうこの話は出来ません。


ですが「場所が当たってたらそのうちバスは釣れる」って事だけは間違いないと思いました。


その時の条件下で何処に1番バスが多いか、場所を探す遊びがバス釣り。確かに、自分もそれを意識して「明確な結果に繋がった」と言える場面はありません(去年良かった場所で今年も同じ時期に同じ事をやってみたいなと思ってる事はあります)が、それを考えてるか考えてないかは全然違うと思います。


それに僕は挫折しましたが、大きい魚だけを狙いに行く事に挑戦してた時期もあります。ですが、本心はどっちかというと「ただ釣りたい」派です。50、60が釣れるフィールドでも(今行けてないってのはありますが)30や40でも本当はかなり喜びます。そんな性格だから自分は下野さんの釣り方や話を結構参考に出来るタイプだと思っています。


ルアーの使い方だって難しい事は言わないし、それからここが1番のポイントで、ラインを結び変える、ルアーの場所を変えるって動作は誰でも出来ます。


僕は下野さんのブログを毎日読んでいました(BRUSH琵琶湖が有料化してからは観れてない)。そのブログやYoutubeを観て思っていたのは、下野さんが1番考えておられるのが「どうしたらお客さんに釣ってもらえるか」なんだなと。


お客さんを「釣りが上手くない」前提で見ているから難しい釣りを教えないんだなって思うし、確か「ルアーを投げる事が出来たらバスが釣れる場所を探すのがガイドの仕事」と仰っていたと思います。


またリブレでは、昼食時に釣果の話をする事をタブーとしてたそうです。「もし釣れてないガイドが居たらそこのお客さんが気悪くするやろ」が理由なんだとか。あんなノリなのに凄い深いとこ考えてるなと思いました。



誰でも出来る事をこなせばそのうち魚は釣れるし、やらなければ魚は遠のく。



っていう基礎の部分。むしろ下野さんからは良くも悪くも基礎しか学べない、って言った方が良いのかも。


バス釣りは拘り出したらどんどん難しくなる。特に1番大事な「場所を当てる」事が最初は圧倒的に1番難しいと思うし、この季節はここで…等の明確なやり方は自分にもない。それに僕は釣りが下手だからバス釣りは今で十分難しいし、本当に釣りたい時は「難しくしない」って事をコントロールしながらやっていくスタイルでやろうと思えました。その考えに辿り着けたのは下野さんの映像やブログを見出した事が大きい。



自分も根拠なく好きなだけの釣り方や、好きなだけやただ行きたいだけの場所に拘って撃沈する日はあります。

それもバス釣りの楽しみ方の一つ。釣れなくたって魚を釣る事に関してわざわざ1番不利である「ルアー」を使ってるんやし、仕事でやってるんじゃないからそこは気楽にやりましょうとも思う。僕はその日にどうしても魚釣りたかったらルアー使わんと餌使えばええやん、っていう暴論持ってます。


事実自分は海では餌釣りやってますし。バス釣りは釣果の良し悪しも、釣れた方が楽しいのは間違いないので大事です。ただ「自分の思ったやり方で狙いの魚を釣りたい」から意地になるし、楽しみ方を自分で決められる遊びなんやと思います。だから決してどんな考えが正しいとかは無いと思う。

という事を、関連映像やブログを観ながら考えていました。


口は悪いが、憎めない。

というのも、なかなかキツい事言わはる。
俺も、うーん…って思う事はありました(笑)




パワーワード言い過ぎやて。でも、こんな風に思った事をガンガン口にするスタイル、好きでっせ。時々僕も色んな意味で吹き出しそうになるしそれは言い過ぎやてって思う事もある。でも自分の推しの人でも、言う事全部に共感出来る人に出会った事は無いし、そんなもんでしょ。ハッキリ言われて辛い時もあるけど、それが優しさだって考えも出来ます。




僕が1番好きな名言がこれ(笑)

それから多分今出てる動画で1番輝いてる動画を紹介しておこう。





2014年ビワコオープン優勝時の映像。

「1kg読み間違えとるやんけ!」

とか言いながらめっちゃ喜んでるん、好き(笑)

上でも紹介したEG EXTREMEvol.7でも最後にデカい魚掛けて喜びながら

「約束に5センチ足らんわ」

「冷静に見たら53しかないな」

せやけどこの喜ぶ顔を見てこのレジェンド、ホンマに釣り好きなんやなって思った。





最後にレジェンドの言葉を。


今回はYoutube動画を貼りまくってしまったので「良かったら観てみて下さい」程度ですし全部はさすがに観れないでしょう。

でもこれは観て欲しいなと思う。



レジェンドの言葉を聞いたら幸せになれる。多分。

僕達、釣り人は幸せな存在です。
改めて僕は幸せな遊び方をしてるなと思った。


ちなみにこの日の事をブログで読んだけど、アメリカトーナメントに出ててサンラインと契約してるIプロとKプロが挨拶に来て、向こうのトーナメントレイクのハードボトムの話が出来たのが去年一番の幸せだったらしい。それは深い。


ちなみに、まだまだ現役琵琶湖ガイド。コロナが落ち着いたらガイドに乗せて貰いたい1人です。いや、乗りに行こうマジで。


下野さんが1番伝えたい事は本当にこれだと思う。


「とにかく釣りに行け」


調べ物してる間があったら釣りに行け!とは言いませんが、「釣れるルアー オススメ」を検索してるぐらいなら釣りに行けとは思います。



はい。それ僕の事です(笑)
長くなりましたが本当に氷山の一角しか書けませんでした。いや、でも楽しかった。


長々と最後まで読んで頂きありがとうございました!