体調不良ではないですが、悪夢で目覚めた。
うなされて汗だくとかではなく、悲しい気持ちに支配された。
僕が長く悩む事になったあの日のあの瞬間が夢に出た。もう悩んでいないけど、あの記憶を消す事は出来ない。悩みが解けたという自分の言葉は嘘だったのかという思いや、そこから逃げているだけなんじゃないかという思いが頭を過ぎった。
悪気が無いのに、悪意と捉えられる。
悪意が無ければ嫌われる事はない。その言葉を、僕は信じる事が出来なかった。
真実は、知らぬ間に悪意と思われても仕方が無い事をしていた。
だからそれに気付けない自分なんか最低だって思考に入っていた。
もう、自分に生きる価値は無い…
僕は悩んでいた時一冊の本を読み、心のケアをするはずがこういう思考に落ちてしまった。
それ以来、それを読まなかった。
その本が久しぶりに目に入った。
少し怖かった。でも、読んでみた。
今になって本当の意味がわかった。
同じページを読み、目覚めた記憶は制御出来た。
いけるかどうかなんかもうどうでもいい。
この学んだ大切な事を必ず伝えたい。
その時きっと「良かった」って思えるはずだ。