前回書いたように、
産まれて数時間後に、救急車で搬送された兄くん
ひとまず、搬送先の病院で診てもらったところ、
呼吸数も通常で、なんら問題はないと。
ほっと一安心。
したのですが、
新生児ICUは1度入院すると異常なくても
1週間は退院できない決まりだそうで
つまり一週間離れ離れ
えー!!
何の問題もないのなら、一緒に居させてよ〜
なんて叫びも虚しく
私と兄くんは
別居生活になってしまいました
別居だと、寂しいのはもちろんだけど、
大変なのが母乳問題!
もちろんミルクでも赤ちゃんは育ちます。
しかし‼︎
産後すぐの"初乳”と言う物は「黄金の液体」
なんて呼ばれるぐらい赤ちゃんにとって
栄養&免疫たっぷりとても大切な物らしい。
でも、どうやってあげればいいの
私は行けないし…
「なので絞って、それを届けてください。」
ちょいちょい、簡単に言いますが、
届けるってどうやって?
よく自宅でしゅぽしゅぽ手動で絞る
搾乳機を使った事がある方はいるでしょうが、
病院はそんなレベルじゃない。
じゃじゃーん!!
そこで登場、搾乳マシーン!!
電気の力で絞られるのです。
本当、ただの乳牛状態
手動のとは比べ物にならないぐらい
絞れる絞れる。
で、それを点滴のパックの様なものに入れて、
せっせと運んで飲ませてもらう。
を繰り返す。
ほとんどのお母さんが初乳は赤ちゃんに
直接飲ませるから色をあんまり
見たことがないかと思いますが、
初乳って本当に「黄金の液体」
すっごい黄色い‼︎のです。
で、数日経つと徐々に白っぽい色に
変わってく。
すごいね〜。
人間の神秘
ってなわけで別居生活だけど、
無事初乳を飲ませてあげることができたのでした