Vol.2:フルクラムとカンパのホイールの違い | rbs_cogsのブログ

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ゆるくのんびり生きていますが、
ヒルクライムだけは少し頑張っています。
(あと仕事もw、いや 子育ても…?)

「過去の成績」
・富士チャレンジ200 (100km) 優勝
・枝折峠ヒルクライム 一般男子B 優勝
・Mt.富士ヒルクライム 1時間6分12秒
 など

良く頂くご質問でフルクラムとカンパのホイールの違い

というのがあります。


基本的にはスポークパターン以外は、

使用している部品は同じです。

レーシング3はゾンダ、

レーシング1はユーラス、

レーシングZEROはシャマルとほぼ同じです。


では使用している部品がほぼ同じな場合、

スポークパターンが違うと乗り心地が違うのでしょうか。


よくお客様にカンパの方が優しい乗り心地で、

フルクラムの方が硬いよねと言われます。

これはアルミスポークの上位グレード2つは

当てはまるかもしれません。

実際に上記6種類のホイールを試しましたところ、

わずかですがレーシング1はユーラスよりも、

レーシングZEROはシャマルよりも

硬く感じました。

カンパの方がアルミスポーク特有の

キンキンと響く微振動が少ないと思います。

ただ乗り心地は非常によく似ていますので、

デザインで選んでも問題ない範囲かと思います。


レーシング3とゾンダは逆になります。

両者はスチールスポークですが、

上位それぞれ2モデルと同じくスポークパターンが

違うだけになります。

ですがレーシング3の方がゾンダよりも

わずかではありますが乗り心地が優しく、

ゾンダの方がしっかりした印象を受けました。

(レーシング3がしっかりしてない訳ではありません。)


そもそもレーシング3とゾンダはスチールスポークを

使用していますので適度によくしなるため、

上位それぞれ2モデルと比べますと、

格段に乗り心地は良いです。

重量が違いますので加速や登りなどの走行性能では

劣りますが、気持ち良くロングライドを楽しめる

ホイールだと、自信を持ってお勧め致します。


逆にレースでの使用や軽さと剛性を求める方には

レーシングZERO、シャマル、レーシング1、ユーラスが

良いかと思います。