人が死んだり、死んだり死んだりした今日この頃。
正直しんどかった。
手を振って去る人に
但但呆然とありがとうとしか言えないことに
語彙力のなさが悲しくなる。
ありがとうが最大の敬いだなんて
簡単に言わないで欲しい。
言語を使う仕事をしているのだよ、お前は
と責めたくなるではないか。
それにしても。
もう会えないということに
びっくりする。
ちょうど、
ラジオで詩人の伊藤比呂美さんが
このところ人が死ぬ、というようなことを
おっしゃっていた。
こちらも歳を重ねているのだし、
それは今後も加速度を増すだろう。
結婚式場を選ぶように
いちやなぎがいい、愛昇殿がいい、平安会館で十分、
などという会話をする時が
すぐそこにある。
会えない。
それが本物の死だ。
会いたい気持ちはどこに置いたらいいのだろう。
そんな時にも宅配便は届く。
今日は鹿児島からイワシが。
箱の中に阿久根のグルメ写真があった。
実際は何を注文しますか?
本音は何を注文したいですか?
考えるのも楽しいから
是非ご覧ください。
わたしは…
イワシとあじ茸のパスタ一択。
でも本音はといえばソースカツ丼だったりする。
こんなふうに、気持ちをばらしていく毎日が
続きそうです。
ごぼ天肉うどんも捨てがたい