めちょくちょ(オノマトベと認定したい)慌ただしい。
自由業、というのは何でも屋だ。
例えば。
トヨタ自動車の社長が
『慌ただしい』のではなく「忙しい』というのだとすれば、
その感じは理解いただけるだろう。
ひたすらに
目がまわる日々である。
 
偶然。
三重テレビで鎌田敏夫脚本『俺たちの旅』の再放送を
しているのを見つけたので
先日からせっせと録画している。
 
母が映画や文学に長けており
鎌田敏夫脚本というだけで彼のドラマを観ていた関係で
幼い頃から母の傍らで観ていた俺たちシリーズ。
 
大人になって観てみれば、
海から塩を作るみたいに、
一瞬も見捨てられないカットばかりで
倍速で観たりしたら罰があたるくらいの
神々しさで驚く。
 
気づくのが遅かったので
既に再放送の終わりがけに突入しているらしく、
この頃中村等は(中村雅俊のことね)便利屋をしており、
時折、汚れた土管を隅へ追いやったり
子どもたちの家庭教師をしているらしいが、
まさに今わたしの状況は
そうだ!としか言いようのない
慌ただしさの中にいるのだった。
 
この現実を果たして『感謝』というのだろうか、と
悶絶しながら
『俺たちの旅』を観ると
なんとも言えないやりきれなさが
心ではなく体の中心を空にする感覚がある。
空とは、
わたしたちに光や雲や水をもたらすアレでもあるが、
なんとも言いようよのない
『空っぽ』のほうの空が、
今の自分にひたりと合うような
そんな切なさが存在する。
 
 
お祝いでしかない菓子セット

 
 
キングオブコント決勝か。
レインボー単勝でお願いします。
🌈