約束の時間より
すこし早く到着したので、
目の前にある飲食店の行列をちらちら見ながら待つ。
時間は13時。
行列は2回転目のお客様だろう。
寒空の下、
列に並ぶほど旨いのかそれとも安いのか。
いずれにしても
その情熱がもうわたしにはないことに
気づかされる。
 
なんだったら並ぶかと自問してみるけれど、
これという答えがみつからない。
さびしい?
いやいや、
欲が少しずつ薄まっていくのは、
楽ですよ。
お坊さんみたいだな。
お坊さんが楽かどうかはさておいて。
 
 
ご苦労様です