太き骨人は見かけによらない、 というけれど 石破さんが追悼の辞としたのは 太き骨は先生ならむ そのそばに 小さきあたまの骨 あつまれ 歌人正田篠枝 『原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑』より だった。 石破茂氏は あんな意地悪な面持ちをして、 例えば大雨が降ったなら、 わたしに傘を傾けて 自分は濡れても平気だと 嘯くような人なのかもしれないと、 すこし思えるのだった。 31文字の力はすごい。