二人はツインレイ -5ページ目
あなたは
小さな緑色の
ガラスで出来た
小さな
おもちゃの指輪
その
緑色の指輪
縁日で
並べられている時は
おもちゃ
なんかには
見えないくらい
輝いています
でも
宝石箱の中に
ポトン
と落ちちゃったら
赤
青
透明の
本物の
輝きの中に
入っちゃったら
もう
誰にも見つけてもらえない
だって
おもちゃなんだもの
ついている
緑色のものは
ガラスで
立派なんかじゃないんだもの
本物と呼ばれるものじゃ
ないんだもの
あなたは
出来るだけ
見えない様に
周りに気づかれない様に
身を小さくしてみます
輝きを失った
緑色の指輪として
おもちゃは
おもちゃらしく
宝石箱の
隅っこに居る
他の赤のや
透明なのは
簡単に
拾いあげられて
指にはめてもらえるのに
選ばれる事も
どちらにしようかな
と迷われる事もない
だって
あなたは
緑の色をした
おもちゃの指輪ですもの
何十年も過ぎて
忘れた頃
宝石箱が
開かれました
これがいい
あなたは
誰かの声を聞きます
柔らかい指が
あなたに優しく
触れ
あなたを
その手のひらに
のせました
恥ずかしそうな
緑色の小さな指輪
宝石の様な
瞳に見つめられて
どうしたらいいのか
分からない
あなた
これが
僕の
ずっと
探していた
ずっと
欲しかったものだ
あなたは
緑色のものが
ついている
おもちゃの指輪
その指輪を
探していた
その指輪を
求めていた
そんな
あなたじゃなければ
意味がなかった
緑色の指輪という
あなたは
お相手にとって
本物以上に
本物なのだと思います
2020 1 14
一つ
お話をさせて下さい
ご近所に
80を超えたおばあちゃんが
います
私は
お母さんって
呼んでいます
お母さんは
離れた病院に行くために
歩いている事があります
だから
見かけると
お母さん、乗って行こう
と声をかけます
車の中で
話をします
お母さんのお話
昔はね
この坂道
砂利道で
車が一台しか通れなかった
ここにはね
大きな立派な
木が在って
カブトムシ
いっぱいいたよ
私の知らない
この場所のお話を
聞かせてくれます
去年の
夏祭りの時
お母さんこう
言いました
ここに住んで50年以上
だけれども
夏祭り行ったのは
今日で2回目
これで二回
何だか
嬉しくなっちゃってね
焼きそば
買いすぎちゃったよ
だから
あげる
ある夕方
西日がさす
畦道で
お母さん
腕を後ろに組んで
猫じゃらしを
ただ眺めていました
そして
一本
その手にとりました
私が見ているなんて
知らないから
その一本の
猫じゃらしを
大切そうに
撫でていました
その瞳は
昔に触った時と
今も
変わらない
触り心地で
安心した
そんな
優しい瞳を
していました
今ではない
昔へ
戻った瞳
戻れない日々に
触れた瞳
懐かしくて
時折
そうしてしまう
うっかり
昔に戻ってしまう
でも
今は今
一人の人生は
世の中
全ての人々に
知られる事はありません
知られていない人生が
数え切れないほど
この世界には
存在しています
それは
個々それぞれのもので
在り
誰にも知られなくても
気づかれなくても
あなたが
あなたの人生を
あなただけのために
在る
たった一度きりのものと
認識したら
今が何よりも
尊い時間となるのだと
思います
お母さん
昔って
楽しかった?
私が聞くと
うんうん
それなりに
楽しかったよ
とお母さん
優しく笑ってくれました
2020 1 18
女性は
目に見える場所で
愛を探します
そして
目に見える所で
愛を受け取ろうとします
対男性は
目に見えない場所で
愛を差し出します
そして
目に見えない所で
愛を感じます
差し出したい
受け取りたい
なのに
掠めてしまう
お互いが
違う場所で
差し出して
違う場所で
受け取ろうとしています
ガラスを一枚
隔てているみたいに
まるで
空気を一生懸命掴もうと
しているみたいに
違う場所
それは
お互いが
次元が違う場所で
お互いを
探し合い
求め合ってしまっている
そんな状態なのです
見えない愛が
見える場所に
移りゆくには
女性の
受け取り場所の変更が
必要です
見える場所で
愛を受け取ろうとはしないで
見えない場所で
愛を受け取る
お互いの愛は
魂の世界と
この世界の間にある
架け橋となります
それには
お二人の間に
存在する
見えない
全ての紐を解く
宇宙の真理は
ここに
繋がっています
対は
お二人が一緒になる事が
最終目的ではありません
魂の愛という
真実を
お二人を通して
この世界の方々へ
少しでも
現す事が目的です
周りへと愛を
広める事
お二人が共に在る事で
広がりを見せる
愛
これが
対のお二人の
愛の形となるのかも
しれません
2020 1 23

