傷つける ことも一つの 愛し方
昔近くにいてくれた人
古傷を ふわりと包み解き放つ
いつか再び 初めて出会う
許すこと 許されたこと 喜びと
痛みの記憶 優しく光る
一日に 一つ思い出作っていく
別れの序曲 流れる中で
行きつけのカフェで 見慣れた顔と会う
「今日、休み?」
ジャージに草履といういでたちの彼
「そうっすよ」
「くすぶっているなあ」
もっとおしゃれして街に出て
かわいい子の5人でも10人でもひっかけておいでよ
私は、思わずはっぱをかける
私と、ここでお茶を飲んでいても
人生変わらないよ
でも 彼といて
傷つかないだろうみたいな安心感はあるかな
魅力的な人と付き合って傷つくか
平凡な人と安心した付き合いをするか
気が付けば私はいつも
傷つく方を選んでしまっている
まただ、と思った時にはもう遅い
いつだって私は
飛んで火に入る夏の虫
それでも後悔しない人だけを
多分愛する
<追伸>
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