言葉の音符

言葉の音符

短歌のブログです

 

一年の 半分生きて 梅仕事

 

泡盛に 青梅落とし時を待つ

 

時待てず ポリポリかじる生ラッキョウ

 

真っピンク つつましく咲くミョウガ漬け

 

春野菜 うどにたっぷり 味噌添えて

 

山盛りの 氷に去年の梅酒注ぐ

 

縁起物 夫婦湯の椀に 一番茶

 

笑点を 見ながら新茶の香り聞く

 

 

 年を重ねたな、と思います。二十代の頃は、恋の作品をたくさん作ったものなのに。

 

 恋の仕方さえ、忘れてしまったかもしれません。

 

 恋の仕方を思い出させてくれるのが、今でいう「推し」の存在だったりします。

 

 

 

後十日 溶け行く雪と 咲きかけの

桜の中を 吹き抜ける風

 

落ち葉踏む 避けて通れぬ 道ひとつ