納得して頂けるコーヒーがつくりたい | 独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

流行りの珈琲に左右されない味を貫く珈琲焙煎士

僕はただひたすらに「おいしい」を届けたいだけ。
自分を磨き続け、澄んだ世界で創る最高の一杯を。

ここ1~2週間は寒暖差がかなり大きく体調も崩されてる方が多いようで

 

自分は自分で黄砂と花粉で喉だけずっとガラッガラ。

 

そもそも日頃お客さんとつい盛り上がっちゃって喋りすぎ説も有力ですが…

 

どうぞ皆様ご自愛くださいませ。 喋りすぎにも。(笑)

 

 

免疫っつったらビタミンミネラルハチミツだろ過激派なので

 

その辺はぬかりなく勿体ぶらず摂取しまくっているため風邪はまずひきませんが

 

一昨年からホルモンバランスを崩しまくっていたこともあって

 

薦めてもらった亜鉛のサプリをボチボチ追加してるんです。

 

これがどうやら良いです! 初めてサプリでちゃんと意味を感じる。(笑)

 

昨年までの自律神経系の不調がかなり軽減されてる感じがあって。

 

疲れやすいひとに是非亜鉛サプリをお薦めしたい。

 

 

あとは、おいしいコーヒーね。

 

 

お友達のツテで、初めて行くお店で飲んだコーヒーがおいしかった。

 

きっかけはなんであれ ちょっと立ち寄れるお店 が増えるのは嬉しいですね。

 

またお店でお客さんにご紹介させてもらいます。

 

 

焙煎豆をお使い頂いているお取引先さんはもちろんですが

 

なんかしら自分と関わりを持って下さったお店には長く繁盛し続けてほしい。

 

そのチャレンジした気持ち・想いがきちんと報われるように。

 

 

------------

 

 

にしても、、新しいお店がどんどん増えたり減ったりまた増えたり。

 

カフェやロースターが乱立していくなかなか混沌としたコーヒー業界の中で

 

自分の立ち位置について考える機会が日に日に増えています。

 

当たり前にコーヒー屋がやってそうなことをするだけではつまらない気がする性分で。

 

 

生産国の様々な発酵技術をはじめとする差別化・独自化の波も増える中で

 

いまや「おいしいコーヒー」の概念すら本当に多様化しすぎるほどしてきていて

 

一般消費者・・それこそ量販店で日常的にコーヒー豆をご購入なさる方々には

 

正直「むずかしすぎるコーヒー」が増えてきているのも感じています。

 

 

なんとなくサードウェーブが取り沙汰されはじめてきた頃からこの業界は

 

お客さんに対する 説得 という感覚優位になっている気がします。

 

 

「ついてきて下さってる消費者はどれぐらい居てくれてるんだろう?」

 

 

結局その後の5年10年ほどのお客さんのお好みを聴いてきた自分が

 

今のコーヒーを取り巻く意識を振り返ったときに 本当に良いコーヒーとか

 

高級なコーヒー、珍しいコーヒー、トレーサビリティの明確なコーヒー、

 

いわゆるメインに使われる言葉、 スペシャルティコーヒー(とそれに類する豆)、

 

色んな「価値のついた豆」を使う店が増えてきていて、それこそ生産者との

 

フェアトレード的な観点からすればとても良いことだとは思う反面、

 

一般消費者の 捉え方 とか 理解度 とか 好み のことを言えば

 

 

ちょっと「お客さんにはむずかしく感じてないかな」?

 

「いまだにお客さんからの初見の要望は変わっていない」んだよなー。

 

 

が自分なりの感覚なんです。

 

 

同じことをずーっと言い続けているわけです。自分も、消費者も。

 

 

初めてお店に来て下さった方、豆を買いに来て下さった方は

 

それはもう95%以上でしょう 口を揃えておっしゃいます

 

「酸味の少ないコーヒーがいい」 「酸っぱいのは苦手」

 

 

このブロックがしっかり外れるようになるまでには

 

まーだまだ時間がかかりそうだなと思っています。

 

 

この業界のどこかで そう感じさせる そういう好み趣向にならざる得ない豆が

 

実際に今の世の中にあるから みんな酸味を嫌うのかもしれません。

 

というか、多分、そうだろうなと思ってはいます。

 

おいしい・おいしくない、というハナシではなくて、です。

 

 

実際の話 僕も、酸っぱいコーヒーは苦手ですよ。本当に苦手。(笑)

 

 

酸味が強い(けどおいしい)コーヒー と 

 

酸味が不快に酸っぱいコーヒー との差が

 

もっと わかりやすく世の中で区分されるようになってきたら

 

おそらく 酸っぱい「原因」 と 酸味がおいしい「理由」 に分かれて

 

もっと酸味がおいしいという捉え方をして下さる一般消費者も増えるのではと

 

個人的には思っています。

 

(自分がたまーに焙煎する「浅煎り」を飲んで頂ければ理解してもらえるかと…)

 

 

なんというか この業界の多くの人間が思ってる「おいしいコーヒー」のΦと

 

ごくごく一般的な消費者の皆さんの思われている「おいしいコーヒー」のΦが

 

まだまだ少しズレてる・・・というか。

 

 

下手に風穴を開けまくってると同業者に怒られてしまいそうですが

 

「みんな違って、みんな正解だ」と僕は常々言い続けてきておりますので

 

否定したうえで自分を正当化したいなんて微塵も思ってません。

 

あらゆる作りたい味とか焙煎士・生産者の「志」をリスペクトしています。

 

 

あくまで 

 

「なんで消費者の声や好み・捉え方がいつまでも変わらないのだろう?」

 

という疑問にどう立ち向かう必要があるかを考えているに過ぎません。

 

その現時点での結論が「自分達のこの業界の何かにも責任があるかもな」と。

 

 

何度となく全国規模の展示会に参加したり、ブースに立ったりした時にも思いました。

 

「みんな、どこに向かっているんだろう?」 って。 今でも結構思っています。

 

 

自分のブースで出したその時のエスプレッソやラテを飲んだ方々の

 

眼の色がハッと変わる瞬間を見ました。本当に沢山見ました。

 

 

手伝ってくれたバリスタさん達は僕の出したい味を理解して出して下さっていたし

 

それに対しての「理想的な来場者の反応」を沢山見せてもらえた、いい経験でした。

 

その時からなんとなく思いました。「やっぱ、これでいいんだな。」って。

 

 

「おいしい」の概念はひとそれぞれ絶対に違って当たり前だし

 

全員の好みにフィットできる豆を作れるとは自分も思っていませんが

 

少なくとも汎用性が極めて高く より沢山の方が当たり前においしいと感じて

 

デイリーユースできるコーヒーを作ることは出来ると思うんです。

 

 

ドリップも、エスプレッソも、いろんな抽出方法における。。

 

結構そういうところを目指してたりもします。実践できてる自信もあります。

 

 

「わかりやすく」おいしいコーヒーがつくりたいです。つくり続けたいです。

 

 

 

ねこってかわいいじゃないですか。 殆どのひとが思うように

 

きっとコーヒーも ねこ=かわいい と同じぐらいの領域まで笑、

 

汎用性の高い「おいしい」に達することができるんじゃないでしょうか。

 

とにかく誰がどんな趣向を持った舌だろうともネガな要素がない

 

「おいしい」コーヒーは おそらく作れるんじゃないかって。しらんけど。 

 

 

ねこでしょ、ねこ。 かわいいの代名詞!

 

 

ネネットのにゃーTシャツでも着てアラフォー店主がコーヒー淹れてたりしたら

 

絶対ほど「マスター今日かわいいTシャツ着てるね」って言われるでしょ??笑

 

だから、概念としては ねこ を目標にコーヒーを焙煎し続けていきたいと思います。

 

いやいや、ちゃうちゃう。そういうことやなくて。。 論点がズレてきた。🐈

 

これぐらいにしときましょう

 

 

ハチミツといえばキリですよね。

 

今週はハチミツとキリがあるので朝ごパンの幸せは保証されました。

 

免疫を上げて、腰痛を少しでもケアしつつ・・

 

来週の出張に向けてボチボチ 身体、作っていきます。(ダラダラ過ごすだけ。)

 

東北は1件、岩手県のお取引先に行き、トンボ返り?で首都圏まで南下します。

 

1日半~2日間の間で首都圏にてお会いできそうな方どれぐらい居るかな~?

 

マストでお取引先3件&お友達宅1件~、できれば寄りたい場所は山ほどあるので

 

今年また関東に行ける機会は作れ・・たらいいな。。

 

(今の予定的にはビミョー。西日本には何度も行くんですが。。)

 

 

 

 

とゆーわけで・・営業予定ご確認の上ご来店くださいませ。

 

今週末は通常営業です。

 

 

通販は10日頃~20日頃にかけて受注を一時休止させて頂きます。

 

(一旦在庫ゼロにし、出張から帰還後在庫を再掲載いたします。)

 

 

 

さあ5月連休明け、しっかりブッ飛ばしていきましょう!