褒める・認める・今の地面 | 独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

流行りの珈琲に左右されない味を貫く珈琲焙煎士

僕はただひたすらに「おいしい」を届けたいだけ。
自分を磨き続け、澄んだ世界で創る最高の一杯を。

自分にとって学びの多いことであればあるほど

 

近付くのが容易ではなかったり

 

「マジかよなんで自分だけこんな目に遭うんだ」 とか

 

思っちゃうもんなのかなーってよく思うんです。

 

ただ単に自分が店を続けてきた中での体験談に過ぎないんですが。

 

 

お客さんひとりひとりに善悪を付ける気はさらさらありません。

 

とはいえ あらゆる目線で自分や店を見られ続ける10年半の歴史でした。

 

ポジティブなこと ネガティブなこと 同じぐらい起きています。

 

でもその中身 ほじくり返してみたら案外

 

どっちも ちゃんと必要なエッセンスが散りばめられてるもので

 

その瞬間瞬間ってむっちゃ傷ついたり、イライラしたりしてたんですけど

 

なんか最近そういう感覚もあまり感じなくなってきていて。

 

 

前にもちょっと触れましたけど 例えば某レビューサイトなんかで何年か前

 

心無い言葉を投稿されたとき その瞬間は凹んだし凄く傷付いてたんですけど

 

自分が頑張って第三者目線でそれを見ようと頑張らずとも なんか不思議なもんで

 

そのときつい愚痴をこぼしてしまった常連さんに ぽつりと言われたんです。

 

 

「そのひとは、ずーっとそういう眼のひとなんよ。ほっとき。」 って。

 

あぁなんかそれ言われて、自分が恥ずかしいなぁというか。苦笑

 

なんで いちいち 落ち込む情報を拾い集めて

 

なんで いちいち 悩んで憤りとか不安で自らを煽ってたんだろうって。

 

 

1秒前のことは 過去です 変えようも無いことなのでねー。

 

何かその日から結構気分もラクになって。

 

 

そんなことをズルズル何年も引き摺るよりも

 

今この目の前にある豆の 香りがいいな~とか おいしそうだな~とか

 

そっちの方がよっぽど大事というか。。 今必要な情報じゃないですか。

 

単純に 今に目を向けていればいい ってこと。

 

 

相変わらずウチの店のお客さんってご近所さんと同じかそれ以上に

 

生駒市外からご来店いただく方が多くって

 

今日も遠路来て下さった方にそういうことを話の中で喋ってたら

 

 

「こんないい店なのに、なんで近所のひと、来ないんだろう!良い店だね!きれいだし!」 って

 

ぼそっと口にして下さって。

 

 

なんででしょうね そのふときいた言葉でえらく感極まってしまって。苦笑

 

こんなことば、かけてくれるひと初めてなんじゃないか、って。

 

 

だいーーーぶ、救われた気がしました。

 

 

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2019年までの喫茶イレブンは 本当に殆どのお客さんが市外の方でした。

 

売上全体でいえば、80%ぐらいが市外のお客さん&お取引先で。苦笑

 

 

コロナ禍がはじまり それが変化しはじめました

 

近くに良い店がないか 探そうとする方が増えてきたわけで

 

ご多分に漏れずウチの店にも生駒市内のお客さんがチラホラ。

 

中には常連さんになってくださる方も増えていきました。

 

バイク乗り友達が増えて、来てくれるようになったものこの時期からです。

 

市内外、本当に一見さんがいまだに多い感覚があります。

 

売上もようやくコロナ禍に 戻ろうとしつつある! ぐらいになってきました。良いこと。

 

 

そして今の ほぼ半々、ぐらいの市内外のお客さん比率へと変わっていきました。

 

それが良い悪いでもないんですが、ちょっと嬉しかったんです、僕は。

 

 

そしたら、少しだけ、みえてくる世界も変わりました。

 

生駒市のお店の仲間入りができたような感覚も少しは持てた気がします。

 

もうそれまでは、色々なことがあって諦めていたから。 

 

この街に根付くという感覚自体を。

 

 

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この3年間ほどを経て かなり変わりました。頭の中。

 

 

当然自分には色んな目標・目的があるので移転移住は今後も真剣に視野に入れているものの

 

その後 の関わり方を 生駒市出身であること も軸に入れよう!と決めることにしました。

 

多分それがコロナ禍を経て考えた結論のひとつなのかもしれません。

 

 

生駒 & どこか という 多拠点活動 もアリだと今は思っていますし

 

実際そうする可能性は結構高いんだろうなとフワフワと考えています。

 

行った先から見た生駒という故郷に自分が還せる物事だってあるに違いない。

 

 

そしたら計画も変わってきます 準備も変わっています

 

いま必要な知識も、資格や技能も、当然変わります

 

どうやって今の店を片付け、移し、あるいは増やすのかとかも。

 

 

これ へたすりゃ コロナ禍前よりも

 

よっぽどワクワクしている自分になれたんじゃないかって

 

割とマジで思っています。 今が一番、たのしいです。

 

 

幸いなことにコロナ禍において大した体調を崩すことはありませんでした。

 

ワクチン接種で熱がでた以外は、ちくのうで一回だけダウンしたり。笑

 

あ、事故で鎖骨サイボーグと化したりもしましたっけそういえば。苦笑

 

まあ。。。。軽症でしょう!!?? (言い切っておく!)

 

 

なんやかんやあっても 今の自分が好きで

 

仕事が好きで 生活はそこそこ満たされていて

 

不満はないです。不平も、愚痴文句もないです。

 

 

 

インボイス絡みの会計処理が面倒くさいだけです! (完全に愚痴です。笑)

 

 

 

まあこれはこれで・・結構幸せなことやないかいと、、

 

今日お客さんに誉め言葉を沢山頂きまして

 

なお一層自己肯定感があがっている次第。

 

単純ですね、男ってバカです。

 

 

いろんなことがあった3年間ぐらいの身の周りでしたが

 

じゃあ次の喫茶イレブンの在り方とか 自分の身の振り方とか

 

考えるのもどんどん楽しくなってきています。

 

 

建設的な悩みならいくらでも悩んで 早期に結論づけてしまいたいし

 

断捨離もすれば、種蒔きも同時にし続けています。

 

捨てようが離れようが 拾おうが見付けようが 贈られようが贈ろうが還そうが、、

 

ちゃんと繋がるべき縁は そういう然るべきタイミングがくる  と思っているので

 

ちょっとやそっとで気持ちが落ちない自分にも近付いてこれています。

 

 

商売は大変! 確かにそうなんだけど

 

大変な商売ぐらいの方が、楽しかったりもするんです。

 

むしろ喜んで大変な目に遭ってんじゃないかってぐらい。ドMですね笑。

 

でも それで人に役に立つ、手助けできるなら、万々歳でしょ。

 

 

ちょっと困難かもしれない 不安な状況に飛び込むことって

 

むちゃくちゃ勇気いるじゃないですか 実際怖いし。怖かったし。

 

 

乗り越えてきた過去の壁の数だけの実績というか・・自信はあります。

 

あとはもうそういう過去に自分が一番にすがっていないで

 

今の自分ができること できそうなことにだけ目を向けていけば

 

「あれ、こんなところにも面白そうな未来あるやん!」に気付けると。

 

 

あの本の帯に書いてる通りです。

 

「5年後の自分の可能性を舐めるなよ。」

 

 

自分のマインドブロックを外しまくってきゃ

 

いともたやすく将来なんて変わっちゃうんでしょう。

 

 

まだまだ自分の化けの皮は剥がしていかないと。

 

真剣 ってそういうことなのかなと思います。

 

だから相手も 真面目 に受け止めてくれる。

 

 

本当の自分とか、人物事の環境ってそこまでいかなきゃ

 

見えてこないもんなんじゃないかな。。?