僕は大好きなこの街に殺される そして | 独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

流行りの珈琲に左右されない味を貫く珈琲焙煎士

僕はただひたすらに「おいしい」を届けたいだけ。
自分を磨き続け、澄んだ世界で創る最高の一杯を。

 

開業した時

僕はまだ28歳でした

 

コーヒー業界の右も左も解らない・・

同業者の知り合いなんて皆無で・・

 

ただ 自分の焙煎豆と珈琲が 絶対に美味しい

 

その自信だけで突っ走っていた頃です。

 

当初はモーニングもやっていました。

ちゃんとケーキもつくってたんですよ。笑

 

時は流れ 今この店は 珈琲だけ! です。

ベーグルも一応置いてますが これはサブキャラ。

 

僕は珈琲だけで勝負する店にしようと決めて以後

ずっと今のスタイルで3年以上やっています。

 

そうしていく中で街のひとの評価は

一時、ものすごく極端に分かれて行きました。

 

いまでこそネガティブな意見は1~2割。

僕の店への考えは周知されていきつつあります。

 

ですが以前は、、半分ぐらいのお客様から

まぁまぁキツいことを言われていました。苦笑

 

僕は 珈琲だけで勝負するお店 としていてもやはり

 

あの店には珈琲しか無い

モーニングもランチも無い

珈琲が高すぎる

 

そう噂されていることは毎日のようにありました。

間接的に聞こえることほど怖いものはなかったですね。笑

 

若い人間が楽しそうにひとりで仕事しているからって

金持ちの道楽息子が気楽な商売してるに違いない。と

散々な言葉を 面と向かって 浴びせかけられたり

ありもしないハナシをつくられ、近所で広く噂され。。笑

 

僕のことを そういう目 で見る人が沢山いました。

 

今でもたまに言われますけどね。

さすがに無視できるようになりましたが・・

 

 

まぁ正直に  その時期は   病みました!

 

もうさっさと生駒なんかに居ないで移転しようとか

こんなに悩まされてまで珈琲屋してる意味があるのかとか

店の前を歩く人達の目線に恐怖が沸き立って店を閉めたり

眠れない夜が何日も?何週間も?続いたりして。

 

 

 

、、今だから こうやってブログネタにでもできますけどね。笑

 

 

 

ああそうか

こうやって独立した若い芽が

まちの人に摘んで捨てられる事もあるんだな

本気で仕事していても

遊んでるように見られるだけなんだな

店がまちに殺されるんだな

 

 

本気でそう思っていました。

 

 

 

でも 僕を潰そうと

僕をいじめようと考える人の

何倍もの人達が 応援してくれました。

 

いつも美味しい珈琲をありがとう

珈琲屋ができて嬉しい

ずっとここで続けて欲しいな

こういうお店探してたんですよ

 

 

 

嬉しい言葉は 悲しい言葉の

何倍も 何十倍も 僕に聞こえました。

 

だから、今も頑張ろうと思い続けれるんです。

 

僕は本気で

「この街に店も自分も潰されるんだな」

とも一時は思ったし

 

「この街が店も自分も成長させてくれる」

そうも思えたんです。

 

なんて両極端で正反対で。笑

 

なんでもそうなんですけど

「都合の良いように解釈する!」

それができると

 

悪い噂を流されている。

=全く無関心で話題にすら上らないより絶対に良い

 

歩行者がジロジロ店を見る

=興味を持ってくれている 入りたいと思ってる人も居る

 

いつも笑ってるし余裕こいた道楽者扱い

=しんどそうな顔でいつ潰れるか解らないと思われるより絶対に良い

 

そういう感覚で、なんでもポジティブ路線に持っていけば

もうなんでもいいや~って開き直れるようになりました。笑

 

今はもういちいちクヨクヨすることもかなり減りました。

 

 

 

多分僕は、そして店は

 

まだまだ街に 試されている のです。

 

どうやってコイツは生駒に根付いていくのか?

 

どうやってコイツは美味しい珈琲を広めていくのか?

 

たぶん神さんが、空から僕を覗き窺ってるのでしょう。

 

 

 

僕はこれからも 絶対に 何を言われても ブレません。

 

自分のなりたい方向へ やりたい事を やり通します。

 

この街の珈琲への意識を 根底から覆します。

 

生駒を珈琲の力で盛り上げるために

出来る限りのことをしていきます。

 

 

 

経営者としての成功や 稼ぎをしっかり作ること 勿論大切ですが

 

僕はまだ

この街にしっかり永く居付いていける店が

まだまだ成り立ってない自覚もあります

 

認めて頂けていない感覚が 強くあります

 

経営状況もまだまだ改善しないといけないし

生駒の街への想いも、まだまだ足りてないはずです。

 

もっともっと 自分が珈琲屋としてすべき事があるんです。

 

 

たかが珈琲だけの喫茶店かもしれません。

どこにでもある豆屋だと思われているかもしれません。

 

 

が いい加減なことばかり言ってニヤニヤしている奴が

頭の中で燃えたぎってる気持ちや目標・・

 

何年かかろうと、まずは生駒で示していきます。

 

土台として生駒で仕事していますが

生駒で留まる気はさらさらありません。

奈良で留まる気もさらさらありません。

日本で?当たり前です。世界で?勿論です。

 

それ以上を目差す志が

自分をいつも奮い立たせています。

 

スケールの無限大に広がる自分の将来を

たった十数坪の店の中で煮えたぎらせています。

 

ただの珈琲豆屋でおわるのか?

 

イレブンという豆屋の意味や価値をどうやって創るのか?

 

それを街のひとに明確に 気づいて頂けるのか?

 

それをしっかりと結果として出せるようになるには・・

僕のたかがあと数十年の一生涯で足りないでしょう。

 

今世でどこまで高く昇りつめていくことができるのか

いちいち細かいことで悩んでなんか居られないんです

 

じゃあもう、悩まない!それがいい。

 

いつか死ぬ時に 自分がとりあえず

その瞬間の最高到達地点にいること

人生のピークに辿り着けていること

 

続きはあの世か 次の人生か

 

僕は 終わらないもの が大好きなんです。

答えが決まりきっていないもの が大好きなんです。

絶対的な100%が存在しない世界 が大好きなんです。

 

死ぬまで掛かっても絶対に

ゴールにたどり着けないもの

それに特別な魅力を感じます。

 

だから 選んだ珈琲という道 使命 役割

この人生は 全うしたいと心から思います。

 

 

 

 

 

皆さんは ご自身が

何をするために

この世界に生まれてきたのか

自信をもって答えられますか

 

 

これが自分のやりたいことだったと

言えることをできていますか

 

 

妥協って少ないほど良いんですよ

きっと。

 

 

僕は妥協が本当に嫌いです

今は本当に楽しく仕事ができているし

この仕事をずっと続けたいんです

 

 

ならば どんなエネルギーをもすべて

プラスで流そうと努力していきましょう

仕事を楽しく続けるために

プラスのエネルギーに変換しましょう

 

 

 

毎日毎日 死ぬ気で仕事に取り組んでいます。

だからこそ 死ぬほど楽しい毎日を送れています。

これが自分の命を最大限に輝かせている仕事だと

僕は断言できる絶対的な自信があります。

 

 

 

どうぞよそで文句でも悪口でも噂してくださいよ!

今ならそれぐらいの勢いで立ち向かえます。

 

何故なら僕はそれらの声には

絶対に 負けない意思を確立できたからです。

 

美味しい珈琲で 黙って頂く。

美味しい珈琲で 黙って幸せにします。

だから文句言ってもらっても結構なので

帰り際にでもボソッと「おいしかった」と言うてください。笑

 

僕の求めるレベルは、それで十分シアワセですよ。

色んな街で、色んなお店で、ちいさな「おいしい」という幸せ。

もっと広まってくれたらいいんですけどね。頑張りますよ!

 

頑張ります!

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

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