走水神社。考えてみれば、歩いていける中で一番近い狛犬さんのいる神社である。といっても、徒歩30分はかかるのであるが。
だいたい、ここへ参拝しに行く時には、その道路の向かいにある「味美食堂」とセットになることが多い。そうだな年に3~4回といったペースであろうか。神社として訪う回数も、近隣の中では一番多いかも知れない。
初夏の緑が気持ちいい中、この鳥居をくぐった。ここも横須賀(三浦半島)に多い海が見える神社の1つである。
そして、ここの狛犬さんに会うのも、ここにやってくる理由の1つである。
今回は、この狛犬さんの顔のアップを。
全身丸みを帯びた優しい感じの狛犬さんなのだが、その表情が何ともいえない。こちらは吽型なのだが、口角が少し上がって微笑んでいるようなお顔なのである。
ドラえもんのようなと評したサイトを見かけたが、この口元の感じが真正面から見ると「トトロ」に出てくる猫バスのような・・・ね。ただ、やってみるとわかるが、猫バスは口元を隠すと目は笑っていない。が、この狛犬さんは、目も笑っているかのよう。
1847(弘化4年)年の作。阿型の狛犬さんの右の耳のあたりにひびが入っているのを見つけたのはもう1年以上前か。修理をして大切に残していただきたいと思いつつ・・・