観音崎 ゴジラ | 酒と散歩の日々                                               

 休日の朝、割と早い時間に車を走らせる。以前も書いたが、あまり乗らないとバッテリィがあがるとディーラーで注意をされてからの習慣である。それ以来、必ず週に一度はハンドルを握っている。といっても無理やりではなくて、もともと車の運転は好きだ。

 

 この朝は、家からのお近くコースである観音崎を一周して戻る約20分。距離も時間も短め。

途中、観音崎の博物館の脇に車を停めて、しばらく海を見ていた。

 

 

 たたら浜の向こうに見えるのは久里浜の火力発電所。

 

 振り返れば、博物館の建物。

 

 

 そんな海辺にあいつの足跡がある。

 

 

 ゴジラ。映画第1作目の「ゴジラ」(1954)で、初めてゴジラが日本の上陸したのがここ観音崎というのは都市伝説。

DVDを見返して気が付いたのだが、劇中のアナウンスで「観音崎~~~北西に向け移動中のゴジラを発見し」とあって、一言も観音崎に上陸とは言っていないのだ。

 ただ、かつてここに通称ゴジラの滑り台(実は肖像権の関係でゴジラとは名乗れなかったらしい)も置かれていた。1950~1960年代にかけてのことであった。地元の篤志家が設置をされたのだという。

 

 先日、アマプラで「ゴジラ -1.0」を見て、久しぶりにこの足跡も見たくなったのだ。

 

 ちなみに・・・この横須賀とゴジラの関係は現在も続いている。1994年にこの滑り台の復元のために横須賀の商工会議所が東宝と交渉し、著作権の許可を得る。そして、市民を巻き込んだ募金活動の末、「くりはま花の国」にゴジラの像が造られた。

 

 

 高さ10mのゴジラ。足元を見るとわかるのだが、このゴジラも滑り台になっていて、手前から上がってしっぽの方へ滑れる。

自分で滑ったことはないけれども・・・

 

 

 すぐ横には、サイクリングをされる方向け(?)のマイルストーン。この沖にペリーの黒船が現れたことを記念して、そのモチーフ。

 ドライブの途中、こうやって波音を聞きながら一休みをするのもいいもの。

 

 

 といっても、ここまでまだ10分も走っていないんだけどね。