昨日も書いたように、めったに下りない京急逸見駅で途中下車して、噂に聞いた居酒屋を探しに行った。
この駅の近くには、何度か参拝したこともある鹿島神社があって、その居酒屋はそのすぐ手前にあるらしい。昨日、その鹿島神社のことを書いたが、実はすでにそこへも道すがら、その店を発見していたのだった。
神社へ至る道、神社の手前徒歩1分ほどのところにその店はあった。「ダイヤスーパー」いや、その下に書かれている「香取屋」それがこの店の名。外から呑み屋があるようにはとても見えない。が、よく見ると・・・
店の最も左側に赤ちょうちんを発見。やはりここである。
店に入り、お店の方に話しかけた・・・「初めてなんですけど・・・」
親切に、この店のシステムを教えてくださった。まずはスーパー(ダイヤスーパー)のレジのところでのみもの券(?)を買う。それから、スーパーのお総菜コーナー?でつまみを500円分以上買うと、この「香取屋」が利用できるという。
瓶ビール2本券 1100円だったかな。今、大瓶って定価どれくらいなんだ?
お総菜はこんな感じに並べられている。これとこれとという風にお願いすると、店員さんが適当に取って500円分に盛り付けてくれる。なるほど。それぞれの価格差は量などで調節してるのかな?(今日はこの「?」マークが多い)
合わせて、白身フライもあとから追加して、2000円でお釣りがきた。
さて、「香取屋」である。2人席が1つと、あとは長テーブルの入れ込みが1つという感じ。このテーブルは8人くらい座れるだろうか。すでに2人席では、先輩方がもうメートルをあげていた。
こののみもの券=お酒ビール券は、この日に使い切らなくてもいいんだって。まずはサッポロ黒ラベルをいただいて、券に印がつけられた。
こちらがお総菜の盛り合わせ。スライスポテトと卯の花とあと生姜の煮付けだったかな。どれも家庭的な味付けで美味い。このお総菜を家に持ち帰って、つまみにしてもいいな。
ビール2本目は、同じサッポロの今度は赤星。フライにソースほしいなと思ったら、先輩方がれた。ソースを回してくれた。優しき先輩方だ。
目の前の壁には、吉田類さんの写真。そうなのだ。噂の出元は、この「酒場放浪記」。自分では数えるほどしか見たことがない。横浜のいくつもの老舗で類さんの色紙はずいぶんとみてきた。
新子安の「市民酒蔵 諸星」では、ずいぶん類さんの色紙の前で呑んできた。色紙に書かれた「酔ひ覚めの 秋の時雨の 嬉しうて」の句は覚えちゃってるものなぁ。
写真によれば、類さんがお見えになったのは昨年の1月23日。と思ったら、放送日のよう(HPで調べてみた)。
よくぞまぁ、こんなレアな店を見つけたもんだ。
気に入ったぞ!