昨日は書いたように大好きな和楽器バンドのファンイヴェント「新・八重流総会2024」。久しぶりのスタンディングのライヴに昼夜と参戦をしたので、足腰(足の裏まで含めて)ガッタガタ。でも、満足満足。最高の時間をメンバーと共有できた。
撮って出しウィークの一環として、明日にでもアップしたい。
さて、こっちも撮って出し。4月20日(土)、「くりはま花の国」でヒストリックカーデイを楽しんだ後、続いてはしごして・・・といっても、「花の国」へは車で行ったので、一度家に戻って京急に乗って野毛へ。
こちらもお楽しみ、「野毛大道芸」だ。初めて見物に出かけてもう何年になるだろう。毎年、この時期の風物詩として楽しみにしてきた。たくさんの大道芸人さんたちが、野毛の街角で様々なパフォーマンスを繰り広げてくれる。昨年から本格的に再開したが、コロナ禍の頃は芸人さんたちも大変だっただろうなぁ。
今年もA~Lステージ(どれも街角だったりちょっとした広場だったり)で、同時多発的に様々な芸が披露される。とてもじゃないけれども、全部なんてとっても観て回れない。あらかじめ入手していたスケジュール表を基に、この時間はここへ行こう。次はあっちに移動しようと予定を立てておいた。ファンといってもいい大好きな皆さんがいるからね。
京急で日ノ出町駅について、まずは腹ごしらえ。最初のお目当ての芸人さんは12時からなので少し時間に余裕があった。
「己巳」でつけ麺を喰って、Cステージに向かう。歩いて2分ほど。その途中、「ちぇるる」手前のLステージに立ち寄った。うん、まだ時間はある。
ここでパフォーマンスをしていたのは、「しろみときみ」のお二人。パンフに紹介された芸は「人形振り」。ベネチアンな感じのマスクを着けた二人。人形とそれを操る人に扮しているが、二人とも動きがまるで人形のよう。
投げ銭をすると、投げキッスを返してくれたり、別の動きが加わったり・・・
一緒に記念写真を撮ってくれたりね。
そう、投げ銭は必須なのだ。芸人さんたちは、それで暮らしを立てている。たまに、見物するだけしてそのまま行っちゃう人がいるけど、狡いよな。私は、この時に向けて、お財布を500円玉でパンパンにしていくのだ。お気に入りの芸には、1000円札を奮発したりもする。
さて、間もなく時間だ。Cステージへ。
「to R mannsion」の皆さん。大好きなんだ、このグループ。「コメディマイムシアター」といって、愉快な寸劇を展開してくれる。マイムと言いながら、前振り(開始前の準備段階)の時なんかは、よっくしゃべる。
今回は、初披露の演目「アドベンチャー」。ともかく面白い。
首なしのスーツから登場したおねえさんも入っての4人組。このグループは、世界中でパフォーマンスを展開していて、ジャン ポール ゴルチェも彼らの大ファンなんだそうだ。
続いて、Iステージ。こちらも大好きな「Balloon-Syotaro」さん。その名の通り、ファンタスティックなバルーンアートをその場で作り上げる。出来上がった作品をもらった子供たちは大喜び。途中からは、次は自分が欲しいとみんな手を伸ばす。もらった子供は満面の笑顔。
その彼の大作がこちら。
人魚姫。いくつもの風船を組み合わせて作る。昨年もこの作品を見て感動した。何度観ても、その感動は変わらない。
人間ジュークBOXの「タカパーチ」さんも野毛大道芸の常連だよね。200円の投げ銭(投入口がある)で、メニューの中の曲をリクエストに応えて一曲演奏してくれる。トランペットを片手で操り、もう片方の手でタンバリンだったかな。
曲が終わると、ちゃんと幕が閉まるのだ。
もう一組のお目当てが出てくるまでのつなぎに、初めてのパフォーマンスも。インポッシブル書道の「Mr.BUNBUN」さん。途中から観た時は、獅子舞をやっていて何だこりゃと思ったが、そこから本番。皿回しをしながら、書道というか墨絵を描くという破天荒ぶり。
梅だか桜の絵だったと思う。申し訳ない、途中だったがお目当てが隣のステージで始まっちゃう。
そう、大通りのFステージに登場したのは、今回のパンフレットの表紙やポスターにも描かれた「シルヴブレ」のお二人。このお二人のパントマイムも、もうずいぶん前から観ている。ほのぼのとしながら、シュールな唯一無二の芸。爆笑というより、ほっこりと微笑みたくなる瞬間瞬間がたまらん。
流れるようなこんな動きから、うまく流れが決まった後の、二人シンクロの小さく胸の前で両手でガッツポーズをするの。それが愛らしい。
他にもいくつもパフォーマンスを楽しんだ。お財布も随分薄っぺらくなった。でも、その分、心がふんわりと大きくなった。
来年も是非ね。やっぱりお天気がいいと最高だよ。