和楽器バンド 2024 大新年会「八重の翼」@武道館 | 酒と散歩の日々                                               

 撮って出しである。昨日のブログでも書いた通り、昨日は日本武道館で行われた和楽器バンドのライヴ「2024 大新年会 八重の翼」に参戦をしてきた。

 そんなわけでいったん「富士をみる旅」旅行記は中断して、このライヴの模様を。記憶と感動と興奮がまだ新鮮なうちにね。

 

 

 物販購入のために武道館に到着すると、すでにたくさんの人。まだ開場まで3時間以上ある。

 物販の購入をしたり、昼飯を取ったりしていよいよ開場の時間。

 

 

 入場口の脇には、たる募金プロジェクト(和楽器バンドの活動の1つで、様々な日本の伝統工芸に対して寄付活動を行っている)の寄付金を入れる樽と大太鼓が設置。今回の対象は、和太鼓を制作している愛知県の「三浦太鼓店」。

 ライヴ終了後、僅かばかりではあるが寄付をさせていただいた。

 

 16時。ライヴが始まる。「Overture」から始まって、「愛に誉れ」「雨のち感情論」と続く。

毎年行われていたこの「大新年会」だが、昨年はボーカルの鈴華ゆう子さんの体調(ご出産直後)もあって、実施されなかった。

 そこで2年ぶりとなる「大新年会」。さらに、2年前はコロナ禍の真っ盛り、ライヴ中の声出し禁止はもちろんマスク着用と欲求不満がたまりまくるライヴでもあった。

 今回は、その制約も解けて声出し解禁(もっとも昨年のツアーではすでに解禁されていたが)。

このスタートの2曲は、客席からのかけ声ありの曲。ボルテージは爆上がり、こっちの声は最後まで持つんだろうか?

 

 ライヴ中盤。和楽器バンド恒例の1曲撮影可タイム。いつも思うのだけど開演前のアナウンスで、「本日の公演中の撮影・録音は・・・」はやめてもいいと思うのだけどね。

 いつもは1曲なのだけども、今年は趣が違った。

 

 

 尺八の神永大輔さんの独奏から始まっての、黒流さん率いる大太鼓チームの演奏。

 

 

 鈴華ゆう子さんによる剣詩舞。

 

 

 

 

 こちらには、鈴華さんの所属する壮心流の方々も参加。

 

 続いては、ギターの町屋さんと津軽三味線のべにさんの演奏からの、ドラムの山葵さん ベースの亜沙さんも加わってのハードな「焔」。

 最後は全員そろっての「吉原ラメント」と18分越えの大熱演。

 

 

 

 

 

 

 セトリによると、「虚夢」~「破邪の儀」~「三味線&AG~焔」~「吉原ラメント」。

 

 

 

 手持ちでこんなに長く動画の撮影をしたことはない。だんだんと手が重くなり・・・手振れも多い動画で申し訳ない。でもね、大迫力の感動もの。

 

 その後の打楽器コーナーでは、山葵さんの年末のTBS「SASUKE」出場(確か3回目)と初めての初戦突破からの3回戦進出の話題からスペシャルゲスト「ゴールデンボンバー」の樽美酒研二さんが登場。

お二人はこの番組で「SASUKE4兄弟(長男=樽美酒 三男=山葵)」と呼ばれていて、番組以外でピッチングを教えてもらったりドラム仲間として(ただし樽美酒さんはエアドラム⇒ライヴ中にも、ドラムたたけないしとご自分で言っていた)中がいいご様子。

 そして2人は、「SASUKE」の最終ステージを模した綱のぼり対決(9mだそうだ)。

 勝者 山葵!! 悔しそうに上手からはける樽美酒さんはそこにいたべにさんの手を引いて「夜のクリフハンガーへ」へと言い残して去っていった。場内は大爆笑。

 

 そして、ライヴは「暁の糸」でいったん終了。

 

 カーテンコールは、この「暁の糸」の大合唱が和楽器バンドライヴの常。

 

 そして、再びメンバーがステージへ。

ここでおもむろに鈴華さんが切り出す。

「・・・お伝えしたいことがあります・・・」

 

 10周年を迎えた和楽器バンド、今年の12月31日をもって無期限の活動休止に入ります・・・

どよめく場内。

 ・・・いつかはその日がくることはわかっていたけど・・・

 

 アンコールの2曲「BRAVE」「千本桜」。

今日が最後というわけではないけれども、観客たち最大級の声を上げ続けた・・・

 ありがとう 和楽器バンド。ここからの1年間も応援し続けます。