花しょうぶ むらさきいろ | 酒と散歩の日々                                               

 花の写真を撮ることが楽しくなってきている。元々花をみるのは大好きだったわけだが、写真となるとまたちょっと違ってくる。

 居酒屋等でも、料理や吞みものの写真を撮る(このブログのある意味、一端を担う)。これはあくまで記録として。それが花の写真となると、なるべくその花の美しさの本性を写し撮りたくなる。写真家気取りみたいだな。でも、同じアングルで何枚か写真を撮っているつもりでも、一枚一枚表情が違うんだよな。

 

 一方、季節ごとに花を撮る楽しさも感じる。3月のニリンソウと6月の半夏生の「YRP水辺公園」。春のポピーと秋のコスモスの「くりはま花の国」。藤の花と花しょうぶを鑑賞に出かける「横須賀しょうぶ園」。年間恒例のように足を運ぶだけでこれだけある。

 

劉 希夷「代悲白頭翁」にある

年年歳歳花相似 

歳歳年年人不同

 

 にある通りで、毎年同じ花に出会うようで、毎年咲きぶりが違う。もちろん、写真に写る姿も違う。

 

 今年も「横須賀しょうぶ園」へ花しょうぶをみにつれあいと出かけた。

 家に帰り、写真を整理してみたら、200枚以上を撮影していた。デジカメってありがたいよね、フィルムだたら・・・と余計なことも考えた。先に書いたように、同じアングルから撮ったつもりでも、風の具合や微妙な手の傾きなどでそれぞれ違っている。

 今日は、その中から「むらさきいろ」をテーマに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

                              【使用機器】SONY RX100m6