フリートウィーク2022 艦船公開 その1 | 酒と散歩の日々                                               

 今年で海上自衛隊が創立70年。加えて、3年に一度の観艦式(陸・海・空自が毎年順繰りにこういう式を行っている)。6年前は、その観艦式の折に護衛艦にの手その壮大な式を見学させていただいた。

 今年は、コロナ禍もあり一般人の乗船はなし。そして、周年記念として、各国の艦船を招待しての「国際観艦式」となる。そのお祭りムードの中で、艦船の公開や楽隊による市内のパレードなどの祝賀行事が現在横須賀の街(艦船公開は、横浜や東京でも行うようだ)で開催されている。

 

 その一環で、10月29・30日の両日は海自の横須賀基地が解放され、艦船公開。それに加えて、基地のすぐお隣のヴェルニー公園では「カレーフェスティバル」が開催された。カレーは、海自が海軍だった当時からの伝統食。現在でも各艦船では金曜日には各艦で工夫を凝らしたカレーが食事として供される(かつては半ドンの土曜日に供されていたそうだ)。横須賀ではB級グルメの1つとして、この海軍カレーを売りとしていて、今回はそれを中心にした「カレーフェス}(従来は、GW頃に全国のカレー自慢の街からご当地カレーが集まって、開催される)。

 そして昨日 文化の日は、先ほど書いた「国際観艦式」に参加をする各国の艦船が海自の横須賀で公開、そして「よこすかパレード」も晴天のもと実施された。こちらの様子も近日中にアップしたい。

 

 さて、やや撮って出しのこの「艦船公開」。この日、横須賀では、ヘリコプター搭載護衛艦の「いずも」と「ひゅうが」、そして護衛艦「あさひ」が公開された。

 

 

 ヴェルニー公園からみた「いずも」。海自で最大の大きさを誇る艦。手前のへりポートには、こうした基地の公開の際には必ず飛来する海自のヘリコプター「SH-60J」が停まっている。

 

 さて、基地へと移動しよう。2日間の公開のためか、意外と行列がなくスムーズに基地内へと入れた。

 

 

 入り口にはこんな看板が用意されている。

 

 

 艦船の公開だけではなく、こんな展示も。左側にあるのが、今回の国際観艦式のロゴマーク。このデザインのピンズやストラップなどが売られている。

 

 

 ヘリコプターの後部から、「DDH-183 いずも」を。「いずも」は改修されて、固定翼機(いわゆる飛行機)のF35Bの発着が可能になった。

 この「いずも」への乗船の行列はかなり長い。

そこで奥に停泊している。「ひゅうが」と「あさひ」を目指すことにした。ちなみに以前のこういった艦船公開の際に、「いずも」や「ひゅうが」の甲板にあがったことがある(という記憶がある)。

 そこで、まだ乗船したことのない「あさひ」を目指すことにした(この様子は明日アップ予定)。

 

 

 「ひゅうが」と「あさひ」の乗船待ちの行列は「あさひ」の方が長かった。無並んじゃったし、しかたないか。並びながら、「DDH-181 ひゅうが」。よくみると、艦上に何枚もの旗が翻っている。これは満艦飾といって、祝日であったりこういった祝賀行事であったりしたときだけ、形容されるもの。いわゆる信号旗が連ねられている。

 

 

 併せて、「ひゅうが」と反対側の桟橋に並ぶ艦船。それぞれの艦が満艦飾をしているのがわかるだろう。確かこの2日間の夜は電燈艦飾=この旗の位置に電飾をする が行われたはず。

 前の日に静岡までいってライヴに参戦していたし、夜まで出かける元気が残っていなかった。

 

 「あさひ」の様子はまた明日書くとして「ひゅうが」の写真をもう1枚。

 

 

 機能美というものを改めて感じる。

おまけ:

 今日4日は「一の酉」。今までは横浜が勤務地だったので、横浜橋の大鷲神社へいっていたが、今年は横須賀中央の諏訪神社。

 

 

 境内社に大鷲神社がある。

 熊手の屋台の数もほんの少しだけどね。

 

 

 多くの善男善女が参拝をしている。

こういう活気が戻ってきて、何だかようやく日常が帰りつつあるのだなと思う。

 

 

 お面屋さんの売れ行きもいいようだ。