偶然・中村信司さん | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

中村信司さんの「てのひら詩集」というのが出てきた。

中村さんは書もやる詩人。
何年か前に須磨のご自宅の近くでご自分の詩書展をされた時に出かけたことがある。
うちの店にも何回かご来店下さっている。
自分を客観視したユーモアにあふれた詩を書く人だった。
ところがここ二、三年、音信が途絶えている。
年賀状のやり取りもしていたが、返事が来ない。
「受取人不明」とかで戻って来ることもないので、どなたかが受け取っておられるのだろう。しかしたしか、お一人住まいだったと思う。
一体どうなっているのだろう、と思っていた矢先だった。
今日、先日詩誌「木想」を送って下さった高橋冨美子さんの ご子息のブログを見ていて
アッと言った。
そこに中村さんの写真が上がっていたのだ(信二となっているが)。
しかし、もう7年ほども前の写真である。
そこで、高橋さんに聞けば消息が解るかもしれないと思い電話したが、今日はお留守のようだった。