ディ・ステファノの歌うのを観ていたら涙がとまらなくなった | 社会のマンホール

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コーヒーカラー代表 仲山卯月 兼
恵比寿横丁流し パリなかやま
によるブログ

ディ・ステファノの歌うのを観ていたら涙がとまらなくなった。



イタリア語で歌の中身は分からない。


1973
年マリア・カラスとのコンサートのときの映像だ。

ふと思った。ああDi Stefanoの霊を召還したのだと。



世界的にも神レベルの歌手だが、



歌だけうたって生きている私のような人間に降りてこないで、



どこに降りるというのか。



 



教えてくれる人はたくさんいて、情報はいつも溢れている。



しかし、感動したものしか身につかない。



 



まず飛び込んでくるのが、怖いもの、欲しいもの。



そこに用事があるから情報が入ってくる。



 



多くの人の実生活には用事の無い



「花鳥風月、喜怒哀楽」を歌い、



生きてゆくとはどういうことか。



 



 村上隆氏が著書の中で、



芸術家のなすべき事はただ1つで



それは歴史に名を残すこと、と



書いていた。



あとは、どうでもいいのだそうだ。