行ってみたいと思っていた京都にある金平糖のお店に昨日、やっと行くことができました。
京阪電車の終点、出町柳(でまちやなぎ)から徒歩のハズなのですが、よくわかりません。
仕方なく、近くの自転車屋さんに尋ねてみました。
しかし、ご存じないとのことでした。
なんとか、見つけることができたのですが、とてもつつましいお店で、それにも好感が持てました。
そして、お砂糖のなんとも甘い香りが漂っておりました。
緑壽庵清水 創業1847年の老舗です。
ここは、友人の総一郎さんに教えていただきました。
ガラスでひかってわかりにくいのですが、これは金平糖を作るなべだそうです。
金平糖の歴史は深く、南蛮文化のころ、ポルトガルから伝わったとか。
織田信長も宣教師から贈られたとされているそうです。
今も手作りにこだわってらして、約2週間かけて作るそうです。
(緑壽庵のパンフレットによる)
試食させていただいた桜の金平糖は、ほんのり桜の味がしました。天然素材を使うとなお
作成に時間がかかる、とのことでした。
お好みのを購入し、かえりは、三条で電車を降りて
いつものように散策しながらウインドーショッピングを楽しみました。
三条大橋を渡ると西のたもとには、十返舎一九の東海道中膝栗毛の中のやじさんきたさん
がいたなんて、これまでちっとも気が付きませんでした。
意外に緑壽庵は近かったのでまた行ってみようと思います。
総一郎さん、よいところをお教えいただきありがとうございました。