こんにちは。
カウンセリングルーム杏の
はやみふみこです。
昨日、片付けをしていて
むかーし買った
池田理代子さんのかかれた
「オルフェウスの窓」というコミックを読みました。
これです。
舞台は1900年代のヨーロッパとロシア。
ドイツのレーゲンスブルグの音楽学校で出会った3人の話しです。ロシアから亡命して、のちに革命家となるクラウスとウイーンに行き音楽家となる奨学生のイザークと、女性だけど家督を継ぐために秘密に男性として育てられ男性として音楽学校に入ったユリウスの深い愛の話です。
最初は3人の出会いと学生生活と別れ、
2部はウイーンに行ったイザークの話し、3部はロシアに戻ったクラウスと彼を追いかけてにロシアに行ったユリウスとロシア革命の話ですが、全編に「愛」です。永遠のテーマですね。
「愛」そこに嫉妬や恨み、さらに殺人事件にたくさん人も死んでいきます。
今の絵柄に慣れてる人には古く思えるかもしれないけど、私には絵画の様に美しいく思える絵で、物語の中に詩的な言葉が散りばめられていて「我が心のレーゲンスブルグ」という言葉は私の脳裏に焼き付いてます。
これからの季節、ロシアの冬を感じながらじっくりと読むのにおすすめです。