障害や特性を認めてその子にあった事を教えるって超大切。 | 猫好きの女性専門ほっこり心理カウンセラーが贈る日刊ブログ「杏だより・人それぞれ」。

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女性専門心理カウンセラー 杏 です。
あなたが毎日笑顔で過ごせるようになるために、生まれつき性格を知るための「キャラ診断」や自己開示ゲーム「アンゲーム」をしています。あなたが幸せになるために 出来ることをしていきます。

こんにちは。

 

女性専門カウンセリングルーム杏の

はやみふみこです。

 

普段、知的ボーダーの知的障害者の方(この言い方もなんだかですが、これが一番しっくりくるんです。)と一緒に居て、

その子にあった教育や療育をするって

ホントにホントにホントに大切なことだと思っています。

 

それにはその子のそのままを受け入れるっていう、

親にとってはなかなかハードルの高い作業や認識が必要に

なります。

厳しい書き方になりますが、

自分の幸せや満足感を子供で満たそうと思っていると、

子供のそのままを見ることはつらいだろうなと思います。

 

でも、

その子にあった教育や療育ってその子が生きていくうえで

とても必要だなって思うんです。

知的ボーダーでも自分の身の回りの始末を自分でできると、

それだけで生きやすくなります。

そのためには親は「かわいいからついやっちゃう」とか、

自分がやったほうが早いというのと戦わなければならないです。

これが知的に問題がなければ少々身の回りのことが出来なくても、

勉強出来るから今できなくても大人になれば出来るようになる、とか、

出来るけどやらないだけと何とかなったりするけれど、

知的ボーダーの子が身の回りのことが出来ないと、

仕事が出来ないになってしまいます。

 

障害者雇用が広まっていく中で、その人たちに

会社の中で与えらる仕事は決まった単純な作業プラス、

机拭きだったり、みんなが着た衣類の洗濯や

それを畳んでしまう、部屋の掃除にお片付けだったりします。

メインの仕事でなくても「やっといて」と言われる確率の高い作業です。

 

でも、大人になったその人たちに一からそれを

教えるのはかなり大変です。

会社で覚えても家ではお母さんがやってくれるでは、

さらに仕事がしんどくなると思います。

 

うちの子はちょっとぼんやりしてて勉強は出来ないけど、

障害ではないと思うなら塾に入れるよりも、

身の回りの生活力をつけることが大切だと思うんです。

 

もちろん知的にどうかとかいう前に、

身の回りのことは自分でできるというのは

当たり前のことというのは重々承知のことです。

ホントに。

 

自分の子に対して、あれ? と思ったら、

しっかり診断受けて、それを参考にしながら、

子供自身の出来る出来ないを見極めて、

出来ない勉強や体育などをやらせるより、

自分で身なりを整えてそれが出来たら褒めて

あげてほしいなって思います。