今週の土曜日、高校生27人を相手に、アスピリンとサリチル酸メチルの合成と確認反応などのセミナー(地域貢献+学校のPRとして)を行います。
実験の合間にこの準備をするだけでもストレスなのに、名簿の作成、名札の作成、実習室の配置図の作成、班分け、スケジュール調整等々まで、医薬品化学の研究室が受け持っています。
しかも、直前にドタキャンする人が中学生2名、高校生3名。
班分けと名簿と名札の変更・調整を余儀なくされるし、なんで一番真面目に研究している医薬品化学に押し付ける・・・。
先生は実習書づくり、試薬の購入、その他多くの雑用に追われるし、僕は僕で、スケジュール調整、実習書の校正作業の手伝い、名簿・名札作り、実習室の配置図作成、試薬の調製、器具の準備(TLC板とキャピラリー作成、天秤の確認、その他色々な器具の準備)、薬局方に基づいて必要な試薬がないか調べる作業などなど・・・
その合間に、合成、抽出、分離・単離、構造決定等の普段の実験を進める。
世の中は実に都合がいい。
仕事をする人に仕事を回す。
しかも、報酬ゼロで。
先生が疲労とストレスで倒れないよう、僕たちは奴隷のごとく頑張る。
大学と教育委員会の奴らは、先生を潰したいのか・・・・
しかもこういうの、初めてじゃなくてね・・・・
先生が器用に仕事をこなすからうまく回っているという事実を大学側はちゃんと理解しているのか。
まあ、これが世の中なんですがw