PMDAメディナビに登録しました。
PMDAメディナビは、緊急安全性情報、回収情報、使用上の注意の改訂指示通知など、医薬品、医療機器の安全対策等に係る情報を、登録者に電子メールで迅速に提供するサービスです。
薬局や病院などのパソコンから登録するイメージが強いですが、誰でも家庭のパソコンから登録が出来ます。
とはいえ、基本的に医療関係者等を対象としたサービスで、専門用語の羅列なので、一般の人にはあまり需要がないとは思いますが・・・。
僕個人の意見としては、せっかく厚生労働省が迅速かつ容易に情報を得る手段を作ったのだから、学生を含め多くの医学・薬学等に関係ある人たちが利用するべきだと思います。
多くの人が情報を求めるようになることにより、医薬品情報の重要性がますます増大し、ひいては、添付文章やインタビューフォームにおける情報の充実性がより豊かなものになると思うからです。
審査結果報告書からインタビューフォーム作成の段階で削り取られる情報もありますし、実は審査結果報告書にも情報の不足があるのです。
できたら、すべての添付文章に絶対バイオアベイラビリティ、腎未変化体排泄率、全身クリアランス、分布容積、薬物遊離形分率、血球/血漿比(B/P比)を、薬理作用に関係するすべてのもの(未変化体、代謝物)について記載して欲しいです。
むしろ、これらのデータが揃っていないものについては承認するべきではないとも考えています。
薬物動態学を議論する最低限必要なパラメータだからです。
話が脱線しましたが、PMDAメディナビの登録をオススメします。