【火曜日】 | 森の暮らし

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ある春の日の
火曜日
私という人間が
この地球に
産み落とされた....


春は名のみの
まだ寒い日であっただろうと
思います。


真面目だけが取り柄の父は
会社を一週間以上も休み

母に付きっきりになり―

その月の頭に生まれてくるはずだった私は、
母の胎内がずいぶんと居心地がよかったのか、
なかなか出て来てはくれず、
やがて母子ともに危険、、、
とまで言われ、

これ以上になると、
母胎も危ういし、
こんなに苦しんだ末に産まれてくる赤ん坊はおそらく脳に障害のある子だろうと…、赤ちゃんは諦めたほうがよい(つまりはそっと処分してしまうという話・・・)と、お医者さまも匙をなげたような有り様。。。


父は、
待望の第一子の誕生を
ずっと待ち望み、

ようやく今、もうすぐ
会えるというところで
絶望の淵に立たされ、
選択を迫られる。


でも、
迷いはなかったかのように母にこう言ったのだそうです。
「もしも、不具な子が産まれてきて、お前が育てるのが辛かったら、俺が一生面倒をみるから・・・
だから、頑張って生んでくれ!」と。母にお願いしたそうです。


その当時は、
即座にお腹を切ることも
なかったようで
自然の成り行きまかせ。


それが、
春分の日、
火曜日。


生まれて来たのは
この私。


息も絶え絶えで
お決まりの「オギャーッ!!!」という産声もあげず…。
全身が紫色に鬱血し
へその緒が首にからまり
母も朦朧とした意識の中で
お世辞でも可愛いと思うような物体ではなかったようです。

取り上げたお医者さまは、
「背の高い子だねー」
と一言。
ヒョロ長い胎児だった
ようです。
その話を聞くと、
エイリアンを思い浮かべる私。

でもまぁ
だいぶ熟成されましたから
成長もするのでわ?


この自分のおつむが
果たしてまともかどうか
知りません・・・


自分のことって
他人から見たら
どんな風かなんて
一番わからないもの。




ただ、昔は記憶力だけは
ちょっと自信がありましたよ。

学生時代の教科書は
授業中に眺めておくと
頭の中に画像として
残るので
試験勉強なんかはしなくても穴埋め問題なんかは
楽勝~♪

それで、
大学まで行ったようなものです。


18歳の春に東京に出ていくと、通りにある様々な店の看板の文字が
一度歩くと
視界に入るものを記憶し、
映像として残すので
膨大などーでもよい店の名前やロゴで
頭の中がいっぱいで・・・
まったく興味のない知識が
レポートを書くときに邪魔くさい時もありました。

あと、人の顔と名前と誕生日などを一度で覚えるのも
得意でしたね。


しかし、
よくしたもので
二十歳超えると
脳細胞も毎日莫大な数
死んでいく...

今では、
同い歳の人より
物覚え、悪いんぢゃねーのっ
てな感じですわww




だから火曜日が、
一番好きかなキラキラ


最近は、
曜日に関係なく
お休みの前夜が一番幸せだったりもしますがべーっだ!





火曜日の夜
深夜に仕事を終え
夜空を眺めると


月が出ていないのを
誤魔化すかのように

満天の星々が
ダイヤモンドの屑のごとく
きらきらときらきらと
輝いておりました。


あの星とおんなじ
自分も宇宙に唯一無二の存在だと
あらためて気付かされた夜星空キラキラ






生まれる時から両親には
苦労かけっぱなしだな(^-^;
親孝行してあげなくちゃ。